鍼を受けるとどうなるの?

こんにちわ。鍼灸TAKA院長の小塚高文(TAKA)です。

このページでは少し難しい話をします。

『鍼を受けると身体でどんな変化が起きているのか?』

というテーマでお話をします。

厚生労働省の国家資格・鍼灸師の私から皆様の健康に役立つ正しい知識をお届けいたします。

鍼を刺して筋肉レベルで起きる変化

鍼を刺して起きる変化を最も単純に表すと

 

『刺した部分の筋肉が弛緩する(ゆるむ)』

 

ではそのメカニズムを少し説明します。

 

 

そもそもなぜ筋肉は固くなるのか
そもそも筋肉が緊張する仕組みは、運動神経の興奮又は交感神経の興奮だといわれております。
 
運動神経の興奮は基本的にはスポーツなどで意図的に活動を高めた結果起きるものです。
 
一方、現代人が悩む肩こり・腰痛などのストレスによるものは交感神経の興奮が原因と言われております。
 
運動神経の興奮は意図的に起こせるので、逆を言えば意図的に筋肉は緩みます。その反対にストレスなどで無意識に働く交感神経は意図的に緩めれないとも言えます。
鍼を刺して筋肉が緩む理由

鍼を刺すと、2つの変化により筋肉が緩みます。

一つは、交感神経活動の抑制により筋肉が緩みます。

もう一つは、鍼刺激により CGRP(キカルシトニン遺伝

子関連ペプチド)が感覚神経末端から放出され、筋肉の血管を拡張させることも明らか

にされています。

詳しい機序(メカニズム)はこちらのサイトをご参考にしてください。

『鍼灸は効くのか、なぜ効くのかの10講(全日本鍼灸学会)』

 

まとめ

鍼を刺せば、筋肉を支配する神経が抑制されることと、筋肉の血管拡張により刺した部分の筋肉は緩みます。

ただし、この話だけを聞くと

『肩こりなどは肩に鍼を刺せば治るじゃん』

と思われますが、そんな単純な話ではありません

もし、その肩こりの原因が肩の筋肉にあれば治るかもしれませんが、多くの場合は肩こりの原因は肩にはなく、他の部分にあります。

これは肩こりだけの話ではなく、一般的に言われる『こり・痛み・しびれ』は局所(気になる部分)と原因点は別のことが多いです。

それを考えるうえで、次に運動学的な視点で身体をもっと全体的に見なければなりません。

鍼を刺して運動学レベルで起きる変化

運動学っていうと難しい言い方ですが

単純に言うと、

『身体の動きがどう変わるのか?』

ということです。

どんな症状でも『動かして痛い』ということがあるので、この視点はとても大事です。

しかし、身体の動きというものは単純ではありません。

『この動きはこの筋肉が支配する』というほど、断定的に決まってません。数々の筋肉は協調して動きを作ります

なおかつ、上半身の動きなのに下半身の筋肉が関係していることもあります。

鍼をして運動学レベル(動き)に起きる変化を語る前に、動きについて少し深く掘り下げます。

そもそも動きはどう作られるか

生まれたばかりの人間はわずかな動作しかできません。年月を経て、ハイハイや立ち上がったり、歩行などを獲得します。

この一連の動作を獲得する際に、人間は同じ動作を反復することでその動作を滑らかにできるようになります。人間の脳は反復した動作を記憶して、それを無意識に行うことができる仕組みがあります。

実はこの動きの獲得は身体の表面上にも『ツボ』という形で脳以外に記憶装置が存在します。この『ツボ』というのは動作の重要な要になるところに存在します。

動かすと痛いとはどういう状態?

動きに『ツボ』が関係するということがわかった上で、それに異常が生じた時の話をします。

動かして痛い、動かしづらいなどの状態は言うならばツボに異常が生じた状態です。

このツボに異常が生じた原因はさまざまです。衝撃やスポーツや仕事でのオーバーユース、はたまた精神的(感情)作用もツボに異常が生じます。

ツボに異常が生じた状態はいわゆる『コリ』として認識されます。なんか違和感がある場所として認識します。

この『ツボ』に異常が生じているから動かしづらさや動かすと痛いのです。

なので、『身体が歪んでいるから動かすと痛い(動かしづらい)』ではなく、動きを記憶している『ツボ』が正常に作動していないから痛い(動かしづらい)ということです。

ここで皆さんが思うことは

『腰痛のツボは腰、肩こりのツボは肩にある』と思う方が多いと思います。

実は多くの場合は違います。つまり痛みの患部(ここが痛いという部分)には原因点であるツボは多くの場合は存在しないということです。

その理由は肩こりで例えるなら、肩こりを起こす動作の原因の一例はパソコンやスマホ操作(手や指を細かす動かすこと)だとすれば、その動作のツボは肩にはなく、手や腕にあることが多いからです。

なので、発痛点(痛みが出ている場所)と原因点は違います

ツボに鍼を刺すと動きが変わる?

前置きが大分長くなりましたが、鍼をして運動学レベル(動き)の変化についてですが

結論から言えば、問題のある動作の原因点である『ツボ』に鍼をすると動きが正常化します

そこで、鍼を受けたことがある人なら

『発痛点(痛いところ)に鍼をしても楽になった経験があるけど・・・』

という声も出てくると思います。そうです、発痛点に鍼をしても痛みは治まりますがそれは前述(筋肉レベルで起きる変化)したとおり、鍼の局所(刺したところ)の筋肉の緊張が緩み血液循環がよくなり発痛物質が流れたことで起きる作用です。

しかし、この作用は一時的です。なぜなら、前述したとおり動きの原因点は別にあるため、動き自体は改善されていないので、動かしてるうちに発痛物質が再び生まれます。

なので、湿布や痛み止めみたいに効果が続いてるときだけしか利きません。

さらに、発痛点に鍼をすると局所(刺したところ)の筋肉が緩むので、極度の脱力にもつながり、動きのパフォーマンスを下げてしまいます

その反対に動きの原因点は動きが正常化されるのでそもそもの動きが良くなり、効果は長続きします。なので、原因点は動きのパフォーマンスを下げることなく、むしろ向上します。

 

鍼を刺して脳レベルで起きる変化

突然ですが

幼稚園の運動会の保護者参加のリレーで大けがをするお父さんっていますよね?

若いころ運動神経が良かった方ほどこのような経験はあります。

これは一体なぜ起きるのでしょうか?

それは本人の脳のイメージと実際の運動能力が一致していないから。脳では『早く走れる』と思っていても、実際の身体は『速く走れない』

このギャップにより、運動能力を超えた力を出そうとしてケガになります。

前置きが長くなりましたが、

慢性的に身体の痛み・コリ・しびれで苦しんでいる方は上記の逆パターンの状態です。

実際の運動能力よりも脳のイメージが悪い状態を意識しているということ。なので、本当は治っているはずの身体機能に対して、痛み・コリ・しびれを感じ続けます。

それゆえに、『病院の検査で異常なし』『原因不明』なんてことが起きます・・・

鍼は脳のイメージを書き換える

上記で説明したとおり、慢性的な症状は脳と身体の状態にギャップが生まれます。

『鍼を刺して運動学レベルで起きる変化』で述べたとおり、鍼を症状の原因点に刺すことで動きが正常化するので、脳が錯覚を起こしていても実際に身体はスムーズに動けてしまいます。

しかし、脳は悪い状態だとしてもその体を普段の状態(正常)と誤認して、その状態を維持しようとしますので、施術を受けても数日で症状が戻ってきます。

重要なのは、ここで完全に元に戻る前に再度鍼を原因点に刺すことで、動きを良くしてあげることです。こんな感じで何回か繰り返すと脳が正常な姿を再認識して、記憶の書き換えが完了します。

この記憶の書き換えが完了する施術回数は症状の重さ(慢性化した期間)で、人により異なります。

まとめ

1か月以上続く、『痛み・こり・しびれ』において病院で検査しても異常がないときは脳の錯覚(古い記憶)により起きていることがあります。

その場合は痛みや動かしづらい動作に関係する原因点に鍼をすることで、動作の正常化が図られます。

そして、繰り返し施術を受けることで脳の記憶の書き換えを行い、脳の錯覚から脱することができます。

この一連を根本治療というのかもしれません。

痛み・こり・しびれの根本治療を目指します

鍼灸TAKA 院長の小塚 高文です。
あなたのお悩みを解決します!​

当院のTAKA式痛みの治療では『痛み・こり・しびれ』の根本治療を目指す。

その方法として、発痛点に鍼をするのでなく原因点を見つけ出して鍼をします。

発痛点に鍼をするのと違い、原因点は鍼の刺激は少なく効果は長続きしやすいです。

慢性化した症状は特に原因点に鍼をすることが重要になります。

『痛み・こり・しびれ』の早期根本解決を望む方は是非当院にお任せください。

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