風邪を引いた後から耳つまり・耳鳴り・めまいが続く

60 代 女性 会社員(事務職)

昨年末に風邪を引いた後に鼻づまりがして同時に耳も詰まるようになった。病院では聴力低下も指摘された。病院の薬を飲んでいても良くなったり悪くなったりを繰り返した。

今年になって耳鳴りもし始めてめまいもするようになったが、病院では病気に該当するような異常は無しと言われて、薬だけもらって飲み続けていても症状は繰り返してしまう。

今は耳つまりは少なくなったが、耳鳴りがうるさくなるとふわふわとしためまいがしてしまうことが日常生活で支障をきたしている。

病院以外の方法でなんとか治らないかと調べて来院された。

通院頻度・回数

週2回 12回

施術と経過

●初診時

身体の検査をしたところ、右の顎関節の緊張が強くそれに伴って右の首肩の筋肉の緊張が強い。さらに、下半身尾むくみが強く、右側の下肢の筋肉(特にふくらはぎ)の緊張が非常に強かった。

右股関節は昔から形状が悪くて長時間歩いていると右下半身が痛くなるとのこと。仕事はデスクワーク中心なので、慢性的な首肩こりと足のむくみは本人もずっと気にしていた様子。

以上のことから右下半身の筋緊張を緩和して全身の血液循環を緩和するよう治療をすすめた。

 

●2~5回目

耳詰まりは頻度が減ったが、耳鳴りは変わらず続いておりめまいもたまにある。

●6〜7回目

つまりとめまいは無かく調子よく過ごせたが、肩や背中がこって片頭痛や耳鳴りは気になる時あり

●8〜9回目

耳鳴りも小さくなり、調子よく感じる。肩や背中が前より軽くなっている実感がる。

治療頻度を1瞬間に1回とした。

●10~11回目

基本的に調子は良くなったが、天気が悪い日や疲れが溜まっている時に耳鳴りが気になることある。

●12回目以降

1週間通して調子よく、さらに2週間に1回に間隔を空けても問題なかった。

当初の症状は改善したが、この先も首肩こりも気にせずに調子よく過ごせるよう、その後は1か月おきに鍼治療は継続することにした。

使用したツボ(施術部位)

以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。

膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整

築賓・飛陽:ふくらはぎ(腓腹筋)の緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善

委中:ふくらはぎ(ヒラメ筋)の緊張緩和⇒肩上部深層部の肩こりの改善

曲泉:膝関節の調節⇒顎関節の調整

四芯:手内筋の緊張緩和⇒顎関節の調整

まとめ:症状の分析

本件のように風邪・インフルエンザやコロナウイルス感染症などから鼻つまりを生じてその後に耳が詰まるというケースがよくある。

これは鼻の通りと耳の耳管が通じていることが関係しており、またくしゃみや鼻水などの鼻の症状が首肩こりを悪化させることにつながり、耳の症状にも悪影響を与える。

そして、本件では根底には右股関節が昔から不調だったことで右下半身の循環不全があったことが治療の最大ポイントである。

結果的に右ふくらはぎ周囲への鍼施術により首肩こりが改善して症状改善につながった。

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