寝ようと横になるとめまいがする

60歳代 女性 ソーシャルワーカー

年末の繁忙期に仕事の疲れで、机の上でうつ伏せで寝てしまった日を境に、寝ようとベットに横になると頭がグルグル回る感じがしてしまう。

耳鼻科に行って、良性発作性頭位性めまいと診断された。医師の指導で横になる前に首を回してから横になるとめまいが起きる頻度は減ったものの、改善されていく感じがなく、年度末に業務多忙になる前に身体を整えたいという想いで来院された。

【検査からの身体所見】

首の回旋(左右を向く)に可動域制限があり、右を向くと首筋が詰まる感じがした。動かしづらさを本人も自覚していた。

頚椎の上の方に強いコリがあり、肩甲骨の内側は甲羅を背負ったようなコリが強い。

首と背中の境目がわからないような首肩こりの酷さ。

当院での施術

●初診(2月4日)

・整体術:頚椎と胸椎の回旋導引

⇒頚椎及び胸椎の可動域の回復、首周囲の緊張緩和

・整体術:肩回し

⇒手関節、肘関節、肩関節の柔軟性改善

・鍼施術:後稽、外谷、合谷、支溝、築賓、飛鷹など

⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和による首の回旋運動の改善、背中の張りを緩和させるツボ

・刺さない鍼施術:全身

⇒全身の筋膜を緩めていき、高まった交感神経を抑制して、自律神経を整える。

●2診目(2月7日)・3診目(2月15日)・4診目(2月22日)

初診と同じ

※鍼施術ではその日の体調により使用するツボが多少変更

●5診目(2月29日)6診目(3月14日)

症状軽減に伴い、通院間隔を2週間おきにあけて体調が崩れないか経過観察とした。その後症状が再発することなく健常な状態を維持している。

症状の分析と治療の推移

【症状の分析】

めまいの発症のきっかけである『机でのうつぶせ寝』及び仕事上の習慣であるパソコンの画面を常に左側において左を向きながら仕事している状態。

この二つの事項から常に胸鎖乳突筋(首の筋肉)が一定方向に緊張していたことに加えて、うつ伏せ寝で一夜を過ごした際に断続的に刺激が加わったことが原因と分析した。

その証拠に首の回旋運動において常に違和感があり、その首を支える背中の筋肉(肩甲骨内縁)にも強いコリが発生していた。

【治療の推移】

初回から3回目までの間は週に2~3回めまいが発生することがあった。4回目には1週間にめまいが起きるのは1回だけに減った。

5回目には1週間で一度もめまいが無かったので、経過観察のために2週間の間隔をあけてみた。その結果、2週間後にはめまいを起こす日は一度もなかった。

この方は仕事の癖で首コリが増加しやすい方なので、この首コリが悪化してめまいが再発する恐れがあったため、定期的な身体のメンテナンスが必要なことを認識したため、月に1~2回のメンテナンスのための通院を続けている。

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