食後の胃のムカムカと動悸

30代 女性 主婦

昨年の4月頃お酒を飲んでいて動悸がしてきて、固形物を食べると気持ち悪さがおこるようになった。

病院に行ったところ逆流性食道炎と診断され、薬を処方されたが改善傾向がみられなかった。

その後もさまざまな治療院を巡ったがなかなか改善せず、当院を受診した。

治療当初はバナナやおかゆなどの固形物でも気持ち悪さが起こり食欲も低下し、ひどい時には動悸がしてくる状態であった。

通院頻度・回数

週2回 9回

施術と経過

●初診時

お腹を確認したところみぞおちの硬さが目立っていた。この硬さが胃や横隔膜の働きを悪くして、気持ち悪さや動悸が起きていると考えみぞおちの硬さを取るために手足のツボに鍼をした。

●2回目

バナナやおかゆ食べても気持ち悪さがでなかった。食欲もあがった。

●3回目

いつもはおかゆだったのを白米にしてみた。

治療翌日は白米を食べても問題なかったが、翌日以降は気持ち悪さが出てきた。

●4、5回目

白米を食べても症状が出ずに安定していた。

とり肉やバラ肉を食べても症状はでなかった。

まだ油物は怖さがのこる。

●6回目

カップ焼きそばを食べたところ気持ち悪さが出たが、それ以外の食事では症状はなかった。

●7、8回目

普段の食事でも症状が安定していた為1.2週間間隔をあけた。

●9回目

2週間間隔を空けても症状が安定したため治療終了とした。

使用したツボ(施術部位)

以下のツボに鍼をすることによりお腹(みぞおち)の血流改善を図った。

曲泉:内転筋の調整⇒みぞおちの緊張緩和・血流改善

合谷:手首の調整⇒季肋部の緊張緩和

三陰交:後脛骨筋の調整⇒みぞおち・下腹部の緊張緩和・血流改善

築賓:ふくらはぎの緊張緩和⇒みぞおちの緊張緩和・血流改善

まとめ:症状の分析

コロナ禍では家にいる時間が増え自然と座っていることが多くなる。その姿勢が悪いとお腹に硬さを生んでしまい、胃や横隔膜の働きを悪くしてしまう。

そして、自律神経が乱れ、ストレスに対応しづらい体になり、さらに症状が悪化してしまう悪循環になっていた。

今回の症例では普段の姿勢を改善していくことで悪循環から脱却し、症状を緩和させていくことができた。

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