鍼灸とは

 

このページでは鍼灸初めての方やもっと鍼灸について知りたい人のためのページです。鍼灸師(厚生労働省国家資格)の私から鍼灸と健康に関する正しい知識をお届けいたします。

当院の使命である、鍼灸を通じて皆さんの辛い症状を改善に導き、健康をサポートするためには先ずは安心して鍼灸を受けていただくための情報提供をしたいと思います。

このページを通じて、鍼灸があなたの健康のためにどのように役立てるかを知ることができます。また、東洋医学的なものの見方により、新たな発見が出てくるかと思います。是非お役立てください。

鍼灸ってそもそも何ですか?

『鍼灸』(しんきゅう)    

そもそもこの漢字、読めましたか? 

正直難しい漢字です・・・(私も同感)

 

さらに、以下のような疑問ありませんか?

 

『鍼なの?針なの?』

正しくは鍼です。針は一般的に『縫い針』、『注射針』に使う感じです。そして、鍼灸治療に使うのは『鍼』と書きます。

『でも同じハリなんでしょ?』

いえいえ、太さが明らかに違います!注射針が06~1.2mmくらいのに対して、鍼灸の鍼は0.12~0.34mm(実際に用いるのは0.25mmまで)。注射針は身体の中に薬液を入れたり、血を抜き取るためナイフのように鋭くなっているのに対して、鍼は筋繊維の隙間を通り抜けるように丸みを帯びた形になってます。

鍼は太さと形状から柔らかくしなるので、刺さる感じは全く別物(鍼は痛くない)です

『鍼は衛生的なの?』
 

はい、ご安心ください。鍼灸治療の鍼は基本はディスポーザブルといい一度使った鍼は破棄します。保健所の管理下の元、消毒設備(アルコール)と鍼の管理・廃棄は確実におこなっています

 

『お灸って何?』

もぐさと言われる、原料にはヨモギの葉の裏にある繊毛が使われており、国内では新潟県・滋賀県が有名な産地です。このもぐさを燃焼させて使用します。独特の香りとポカポカ温かい感じが伝わってきます。

鍼灸を受けた後の留意事項

鍼灸は施術後はコリがほぐれて血流が良くなるため、以下の2つのことを留意してください。

①身体は『お風呂あがり』のような状態

鍼灸後は例えるならば、お風呂あがりのような血流が良くなり心身がリラックスしている状態です。

なので、施術後2~3時間はお酒に酔いやすいのでご注意ください。また、心身がリラックスしているので、過度な運動はあまりお勧めしません。

②免疫力が高まっています

血流が良くなり、白血球の作用で免疫能力も高まります。この免疫能力により身体の中の悪い部分を修復しようとして、身体自身が休養を求めてきます。

そのため、施術後から1~2日の間に眠気・だるさ・ほてり・疲労感・虚脱感を感じる方がいます。これは好転現象(めんけん)といい、身体が良い方向に向かっている最中です。

水分を多く取り、ゆっくり休んでいただければ、身体の軽さとスッキリ感が得られますので、安心してください。

鍼は痛い、お灸は熱い?

この質問が一番多いです。鍼灸師の私もこの仕事に就くまでずっとそう思ってました。。。笑

先ずは鍼の話からです。

基本的な話、鍼は髪の毛くらいの太さ(約0.08mm)に近いので、柔らかくしなり、鍼先も丸みを帯びているので痛みを感じることなく刺さります。せいぜい、チクッと蚊に刺された?って感じはあります。

しかし、ガチガチに緊張した筋肉に刺すときは痛みを伴うことがあります。

でも当院なら大丈夫ですよ

当院の鍼技術は?

当院の鍼技術ではガチガチに緊張に鍼をせずに、そこを緊張させてる原因点に鍼をしますので、痛みは出ることは少ないです。

当院の鍼技術は一般社団法人整動協会という団体の技術を用いております。その技術は北海道帯広市の北斗病院内で臨床検証されている科学的な技術です。

お灸は熱いの?

『お灸は熱いのか?』、『うちのおばあちゃんが火傷しながら受けていた記憶がある・・・』

これまた、お灸の悪いイメージです。

『灸をすえる』なんてことわざまであるくらいだし・・・

そりゃ世の中の人は熱いイメージ持ちますよね・・・

実はお灸とは、いろいろな種類があります。有名なのは『せんねん灸』ですが、お灸の技術のごく一部では火傷するくらい熱くさせる技術もあります。

しかし、当院で行うお灸はポカポカ気持ち良く受けることのできるお灸技術だけしか行っていません。

当院のお灸①:備前百会灸

頭頂部にある『百会』というツボをお灸の熱で刺激することで気持ちがすっきりします。もやもやした心がすっきりして、お風呂上がりのような爽快感も味わえます。特別な器を被ってその上にもぐさをのっけて火をつけるので、安全に心地よく受けることができます。

睡眠に悩みがある人、パニック症状、イライラ・不安など精神不安定などがある人などにオススメです。

詳しくはこちらをご覧ください。

当院のお灸②ネパール棒灸

ネパールで生産される高品質のもぐさのお灸です。この高品質のもぐさを棒状にしたものに火をつけて使用します。指圧と同時に行いますので、通常のお灸より広範囲で深い位置まで熱が伝わっていきます。お腹を中心に施術することが多く、お腹の不調や全身に疲労感がある方などにお勧めです。

詳しくはこちらをご覧ください。

ツボってなんですか?

ツボは他にもたくさんあります

皆さん『お腹のツボ』とか、『肩こりのツボ』って感じで聴いたことありませんか?

ツボってそもそもなんなのでしょうか?

ツボは人間が生まれてから、赤ちゃんから育っていくなかで様々な動きを獲得した結果に生じた筋肉の部分的な緊張と思ってください。動きの記憶装置と思ってもいいです。

なので、生まれたばかりの赤ちゃんにはツボはありません。全身ぷにゅぷにゅなのはそのせいです。

そして、人は日常生活の習慣や仕事・スポーツの反復などから動きに癖が出てきます。その結果、動きの記憶装置であるツボに変化が起きて、通常の状態より緊張度わいが増します。これを『コリ』といいます。言い換えるなら、コリは記憶装置にノイズが入り込んだ状態です。

コリは食生活、感情や環境の変化などからも発生します。

例えば、脂っこいものが多い人は通常の人より胆のうという油の分解に関与する臓器に負担をかけますので、その内臓に関わるツボに変化が起きます。内臓も筋肉構成されているので筋肉には動きがありますので、ツボが存在します。

感情の乱れは、呼吸脈拍が早くなります。言い換えれば、心臓・肺を強く働かすことになり、それに関係するツボに変化が起きます。

鍼(はり)は何に効くの?

一般的に鍼灸は以下のものに効果があるとお言われてます。

(参考:日本鍼灸師会HP 鍼灸の適応症)

【神経系疾患】

神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【整形外科疾患】

関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

【循環器系疾患】

心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

【呼吸器系疾患】

気管支炎・喘息・風邪および予防

【消化器系疾患】

胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

【代謝内分秘系疾患】

バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

【生殖、泌尿器系疾患】

膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

【婦人科系疾患】

更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

【耳鼻咽喉科系疾患】

中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

【眼科系疾患】

眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

【小児科疾患】

小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

 

具体的過ぎてわかりづらいですね・・・・ 

正直な話、病院に行ってないので症状名がわからない方や病院で検査しても異常なしと言われても、身体の様々な症状にお困りの方は多いと思います。事実、当院にはそのような方が多く来院されます。

では鍼灸を受けて効果を実感できるのは、簡単に言うと

『痛み・こり・しびれ・不調』って感じです。

痛み・こり・しびれは自分でわかりやすいと思いますが、不調とはどんなものか?

例えば

全身がだるい、頭がふわふわする、足の裏だけ熱くてムズムズする、人込みにいると急に不安になる、運転中急に不安になり車が運転できない、何も意欲がわかない、常に嫌なこと思い出してイライラする、など

他にも言葉に表せれない症状も多々あると思います。

このような症状は病院に行くと色々な検査をされた結果、『異常なし』と言われることが多いです。結果的に精神安定剤を処方されて経過観察ということもありえます。

自分の症状が何なのかもわからず、それを誰にも病気と認めてもらえない辛さ・・・

なによりも辛い状況だと私は理解しています。

でもご安心ください。鍼灸はこのような『よくわからない不調』にもアプローチすることができます。詳しくは次の項目からその理屈を説明いたします。

なぜ鍼は効くのですか?

『鍼灸がなぜ効くのか?』

という質問の前に、『なぜ人は病気になるのか?』という疑問から始めましょう。

『菌やウイルスに感染して・・・』という病気ではなく、痛み・コリ・しびれ・不調としてとらえてください。

前項で説明した『ツボ』というものは身体にある、動きを記憶する装置です。仕事や日常生活で繰り返しする動きや姿勢があります。例えば、デスクワークの人は常に座り続けて、目と手をよく使う反面、腰から下は動かすことが少ないです。

このような動きや姿勢に偏りがあると、ツボに変化が起きて、通常の状態より緊張度が増します。これを『コリ』といいます。言い換えるなら、コリは記憶装置にノイズが入り込んだ状態です。

これをずっと放置して同じことを続けると動きを記憶する装置のツボが機能が悪くなり、身体の動きに不調が出るだけでなく、血液循環・神経伝達にも影響が出てきます。その結果、めまい・耳鳴り・不眠など様々なことになっていきます。この状態で皆さんは悩み始めて『病気』と認識して病院にかけこみます。

しかし、本人は『ツボが異常な状態』なのとはわかるわけもなく、血液循環・神経伝達に影響が出て生じた不調のみに焦点が当たり、病院や治療院(鍼灸院・整体院・接骨院など)に駆け込みます。

病院では患者さんの血液検査やレントゲンなど画像や数値など客観的な異常値がない限り病気として対処することはできません。

異常は無いとはいえ、病院は患者さんが症状を訴えれば、症状を抑える薬を処方することもあります。この薬は睡眠導入剤やめまいを抑える薬などみたいに、根本解決する薬ではなく症状を抑えることにとどまります

鍼灸では不調を起こしている『ツボ』を見つけ出してそこに鍼をします。ツボに鍼をすることはツボに入り込んだノイズを打ち消すし、元の状態に戻します

その結果、ツボが元の状態に戻るので正常な動きに戻り、血液循環・神経伝達も正常になります。そして、困っていた症状が治まる、という流れです。

当院で対処できる症状について

当院では基本的には『痛み・コリ・しびれ・不調』といわれるものは対処できます。

さらに、耳鳴り・めまい・不眠・パニック症などの自律神経失調症や動悸・のぼせ・ホットフラッシュなどの更年期障害は専門分野として対処しております

上記の症状は一般的に病院に行っても『異常なし』と言われて、症状を抑える薬を処方されて経過観察になることが多いです。しかし、この薬では根本解決せずにずっと悩み続けている人が多いのが現状です。

当院では鍼灸を通じてこのような方を根本解決に導くように専門施術をしております。

自律神経の乱れにお困りなら

鍼灸TAKA 院長の小塚 高文です。
あなたのお悩みを解決します!​

めまい、耳鳴り、息苦しさ、動悸、パニック症状など全身様々な症状でお困りの方へ

 

当院は自律神経の乱れから来る症状にお悩みの方に専門的に施術をしております。

 

呼吸と血液循環を整えて自律神経を調整して、あなたの辛い症状を改善に導きます。

 

是非、当院にお任せください。ご興味のある方は以下のリンクから詳細を確認してください。

 

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