何十年続く息苦しさ動悸から歯医者や運転が苦手

60代 女性 パート(スーパー勤務)

30年前に引っ越しをした当初にストレス(慣れない転居先とママ友付き合い)で息苦しさ・動悸・不安感が良くなったり悪くなったりを繰り返していた。

その数年後に夜中にパニック発作を3度経験した。その後5~6年精神安定剤を服薬していた。

主治医が変わり減薬して自力で良くなるよう色々と取り組んだが、夜中の息苦しさがなかなか良くならなかった。

去年の暮れから孫の世話が増えて以降、呼吸が浅いことや胸が苦しいことが増えて、スーパーで過呼吸も起こした。

今では息苦しさ・動悸・不安感が常にあり、高速道路の運転や歯医者が苦手な状況。

家族の紹介で当院に来院された。

通院頻度・回数

週2回 14回

施術と経過

●初診時

身体をみたところ、肩甲骨内側の筋緊張が強く、右側の小胸筋(胸辺り)の緊張が強くあった。このことが呼吸を浅くして、心臓の拍動を早くしてしまい自律神経を乱していると分析した。

お孫さんを抱っこすることで負担のかかった小胸筋やスーパーの仕事で負担のかかっていた大殿筋の緊張が目立ったいた。これらの筋緊張を対象に鍼治療を進めた。

●2回目

前回施術後、身体が軽く感じるようになり高速道路の運転もドキドキしながらだけどできた。

●3~4回目

不安感が減り久々に美容院に行けた。

一晩だけ息苦しさを感じることあった。

●5~6回目

息苦しさ・不安感は全く無くなった。

動悸もかなり減った。睡眠も深く眠れるようになった。

●7回目

歯医者にも行けた。

身体も気持ちも改善してきて10年以上やれてなかった楽器を再開した。

●8~10回目

夜に飲んでいた精神安定剤を試しに飲まずに寝たら眠れなかった。

その後は飲む量を少しずつ減らしたら、睡眠が取れるようになった。

通院頻度を1週間に1回とした。

●11~13回目

精神安定剤もだんだん減らしていったが睡眠に問題ない。

通院頻度を2週間に1回とした。

●14回目以降

長距離運転での旅行に行けた。日常生活で不自由することは全くない。

動悸がまた起きることを心配しているので、2週間~3週間と段々通院頻度は変更して通院を継続することにした。

使用したツボ(施術部位)

以下のツボに鍼をすることにより呼吸を深くして自律神経を整えた。

胞肓:姿勢の調整⇒横隔膜の調整

二ノ臀:大殿筋の緊張緩和⇒肩甲骨内側の筋肉の緊張緩和

曲沢:肘屈筋群の緊張緩和⇒脊柱起立筋の緊張緩和

手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和

まとめ:症状の分析

パニック障害により運転や歯医者などに行くことが怖くなる広場恐怖の症状や予期不安は日常から続く動悸や息苦しさといった身体症状が根底にある。

この身体症状が緩和すると広場恐怖も予期不安も改善していくことが多い。

本件においては、何十年も続く息苦しさや動悸が改善していったと同時に運転や歯医者にも行けるようになった。この息苦しさや動悸は病院の薬(抗不安薬や抗うつ薬)だけでは思うように改善しないことが多い。

なぜなら、息苦しさや動悸が起きるメカニズムは身体のコリ(特に肩甲骨の内側やみぞおちの筋緊張)が呼吸を浅くして息苦しさを感じて動悸も起きていた。

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