お腹のガスっぽさ・息苦しさからパニック・不安

40代 女性 主婦

2,3年前歯医者でパニック発作を起こし、その後に美容院でも同様にパニックを起こした。夜にリビングで一人でいる時も発作が起きた。

病院でパニック障害と診断されて投薬を続けており、抗不安薬を飲めば美容院・歯医者も行ける。

ここ3週間前からお腹のガスっぽさや息苦しさに悩んでいる。特に疲れてくると悪化する傾向にあり、不安な気持ちが強くなってきた。

昔から過敏性腸症候群で悩んでいた。風邪をひくと咳が止まらず息苦しさが強くなる。

病院の薬を飲んでいても悪化していることに不安になり当院に来院された。

通院頻度・回数

週2回 13回

施術と経過

●初診時

身体をみたところ、鎖骨下や胸周り、肩甲骨内側の張り感、お腹(特にお臍や下腹部)の張り感が目立っていた。

このことが、これらの筋緊張がが呼吸を浅くして自律神経を乱して不安になりやすくなっていると分析した。

また、下腹部の張り感が過敏性腸症候群とも関係しており、疲労の影響で症状悪化を引き起こしていると考えた。

問診では睡眠の質が悪く、夜遅くまで子供の塾の帰りを待っているため睡眠時間も短いことがわかった。

●2~3回目

施術後睡眠が良く取れた。

ガスっぽさはまだあるが良くなっている実感がある。

事実としてとんぷく無しで車の運転で来院できた。

●4回目

日常から息苦しさが無くなったが、友人といる時に息苦しさあった。

ガスっぽさも減っている。

●5~6回目

日常の息苦しさは9割良くなった。逆に言うと疲れた時だけ息苦しさあり。

ガスっぽさは減っている。

これ以降通院頻度を週1回とした。

●7~8回目

治療から日数が経つと息苦しさを感じた。

ガスっぽさは外出した時だけ気になった。

●9~10回目

美容院もとんぷく無しで行けた。

肉物・油物を食べた時にガスっぽさが出やすいことが分かった。

食べ物を気を付けていればガスっぽさはない。

院間隔を2週間あけて様子を見た。

●11~12回目

息苦しさやガスっぽさはない。

睡眠時間も取るようにして疲れもためないようにしている。

●13回目以降

薬も飲むことなく日常生活が自由に過ごせている。美容院・歯医者も問題なく行けている。

調子も安定していることから治療を終了とした。

使用したツボ(施術部位)

以下のツボに鍼をすることにより鎖骨下の筋緊張や胸・お腹の緊張感を改善し、呼吸を深くして自律神経を整えた。

合谷:鎖骨下の筋緊張改善⇒呼吸促進

三陰交:下腹部の血流改善⇒腹式呼吸促進

上巨虚:下腹部の血流改善⇒過敏性腸症候群の改善

陰稜泉:下腹部の血流改善⇒過敏性腸症候群の改善

 

まとめ:症状の分析

過敏性腸症候群に由来するお腹の不調からガスっぽさや息苦しさ(腹式呼吸を阻害)が生じている症例である。

鍼治療により下腹部の筋緊張を改善することで腸への血流が改善すること、お腹が柔らかくなることで腹式呼吸をしやすくすることから改善した。

また、日常生活において睡眠と食事に症状が大きく関係していた。

睡眠不足から疲れが溜まると症状が悪化していたことや、食事で肉や油物により悪化していた。

この日常生活の部分について本人の努力(睡眠時間の確保と食事を気を付ける事)なくして改善はできなかった。

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