動悸・息苦しさが怖くて運転などが不安

40代 女性 保育士

20代の頃に仕事のノルマでうつっぽくなり、電車内でパニック発作を経験した。出産を機に仕事を辞めてからはそれ以降目立った症状はなかった。

37歳の頃に家庭内で動悸が頻発して内科を通院して頓服薬を服用しながら動悸とうまく付き合っていたが、

去年にインフルエンザ感染後から夜に動悸・息苦しさ・喉の違和感が続くようになった。子供のことで心配することや夫の帰りが遅いとより症状が強く感じる。

次第に大きい道や高速道路の車の運転、美容院、歯医者を避けるようになっていった。

抗うつ薬は副作用が出てしまい服用ができないことから、頓服薬だけで症状をごまかし続けるのが嫌で他の方法を探して当院を受診した。

通院頻度・回数

週2回 16回

施術と経過

●初診時

検査により背中の張り感(脊柱起立筋)が強いこと、お腹(みぞおちと下腹部)の緊張が強いことが目立っていた。このことが呼吸を浅くして、心臓の拍動を早くしてしまい自律神経を乱していると分析した。

この背中(脊柱起立筋)とお腹(腹直筋など)の緊張を緩めて、呼吸を深くして自律神経を整える方針で治療を進めた。

●2~4回目

術後の帰り道が気持ち的に軽々と帰れた。

睡眠薬なしでも眠れた。

動悸が減ったが朝は気になることが多い。

●5~6回目

動悸がしても発作につながらないから安心するようになったので、人ゴミや大きなスーパーに行けるようになった。

トイレで目が覚めることなく眠れた。

動悸・息苦しさはまだ少し気になる。

●7~9回目

子供の入園説明会に安心して行けた。

通院頻度を週に1回とした。

●10~13回目

動悸もだんだん気にならなくなっている。

昔やっていたダンスを再開できた。

歯医者もいけた。

通院頻度を2週間に1回とした。

●14回目以降

不快な身体症状はない。

長距離運転で家族旅行にいけた。どこにでも安心していける自信がある。

動悸もほとんど起きなくなったが、疲れをため込んだ時に動悸が起きそうな感覚があるので、

疲れを溜めないように月1回は通院を継続することにした。

使用したツボ(施術部位)

以下のツボに鍼をすることにより呼吸を深くして自律神経を整えた。

胞肓:姿勢の調整⇒横隔膜の調整

曲泉:内転筋の緊張緩和⇒みぞおちの腹直筋の緊張緩和

曲沢:肘屈筋群の緊張緩和⇒脊柱起立筋の緊張緩和

三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒腹直筋と脊柱起立筋の緊張緩和

まとめ:症状の分析

パニック障害の多くは発症当初(初めて発作が起きた頃)に疲れやストレスをため込んでいて、自律神経も乱れて偏桃体の興奮が起きやすい状態になっている。

この時の身体の状態は呼吸が浅く心臓も拍動が早くなりやすい状態である。この状態が続くことで、精神的にも緊張や不安になりやすくなってしまう。

だから、本件のように呼吸しやすい体になるようにお腹や背中の筋肉の緊張を緩和した。

その結果、動悸や息苦しさなどの身体症状が改善されて苦手だった運転・美容院・歯医者などにも安心していけるようになった。

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