名古屋市緑区の自律神経を整える鍼灸院
鍼灸TAKA
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松3408(名鉄本線有松駅から徒歩8分)
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受付時間 | 9:00~20:00(木曜・日曜を除く) |
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当院を実際に利用された顔面神経麻痺・眼瞼下垂でお困りだった患者さまの症例をご紹介します。
以下の一覧からタイトルをクリックすると該当の症例がご覧になれます。
(40代 男性 会社員)
(40代 女性 パート)
(50代 女性 会社員)
(20代 男性 車修理工)
(60代 男性 無職)
(70代 男性 警備員)
(50代 女性 パート)
(70代 男性 役所勤務)
(春日井市 60歳代 女性 主婦)
(名古屋市 20歳代 女性 講師)
(名古屋市 50歳代 女性 主婦)
2年前、右側の歯が痛くなった後に右の顔に力が入らず下がってしまうようになり、脳神経外科で顔面神経麻痺と言われてステロイドを服用しても変化なし。
半年経過して改善傾向となったが、しゃべりづらさと口をすするような動作がし辛かった。
半年前、左側でも顔面神経麻痺が起きて、ステロイドを服用し続けても
食べ物・飲み物がこぼれる、全体的に顔が動かしづらい、『う』『お』で左側の顔が上がらない。
病院で改善せず、左右とも発症したことから他の治療法を探して来院された。
週2回 16回 ※途中から週1回
●初診
体の状態を診るとデスクワーク中心のせいか背中の脊柱起立筋と腰方形筋の緊張が強かった。
問診で、睡眠はとれているとの本人自覚だが入浴はせずシャワーだけののこと、仕事は部署異動でストレスが多かった印象。
腰背部の緊張が後頭頸部の緊張を生み、それが顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
睡眠の質を上げるために入浴することをアドバイスした。
●2診目
施術直後は口が動きやすくなった。
左側が動かしやすくなったせいか、逆側がこわばって感じた。
●3〜4診目
口を大きく開けれる。舌も動かしやすい。
ストローで吸いやすくなった。
●5~6診目
左側だけでなく、右側も動かしやすくなっている。
動かしづらさは左>右。
通院頻度を週1回とした。
●7〜8診目
しっかり意識的に口が動くようになった。
●9〜10診目
ストロー無しでも飲めるようになった。ほうれい線の違和感も無くなった。
左眼の乾きはまだ少し残る。
●11〜12診目
初診時の左側の顔のこわばり(口~目)はだいぶ解消された。
その分、右側の顔の違和感に意識が向いている。
●13〜14診目
右側も動かしやすくなっているがゆすぐ動作はもう少し気になる。
●15診目
左右とも動かしやすくバランスがいい。
通院間隔を2週間とした。
●16診目以降
生活面での目立った支障は無くなったものの、仕事で疲れたり睡眠不足になるとこわばりが出てくる。
本人希望により2週間ごとの通院を継続することとした。
以下のツボに鍼をすることにより顔面神経の走行上の筋緊張を改善して、顔面神経麻痺の改善を図った。
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
孔最:前腕屈筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
腰海:腰方形筋の緊張緩和⇒頚椎7番付近の緊張緩和
来院2年前に右側顔面神経麻痺を発症、それは改善傾向であったが1年前左側顔面神経麻痺を発症したケース。
顔全体特に口周りが動かしづらく食べ物が啜れなかったり、こぼれたりする症状でお悩みであった。特に左側だが両側お悩みであった。
治療していくと左側の違和感は減り、逆に右側の違和感が気になるようになったが、継続することでそこは改善した。
食べ物を啜る動きも意識するとできるまでに改善した。
昨年11月にサッカー観戦をした日とても疲れて寝て、朝起きてうがいをした時に口から水がこぼれた。
病院にすぐ行き検査を受けて重症の顔面神経麻痺と言われた。この時点では顔は全く動かなかった。
勧められるがままに手術を受けて、目は開けるようになり、食事もできるようになり、涙も減った。
しかし、疲れが溜まるとしゃべりづらくなり、目が重たい、あくびで目が動く(共同運動)、食事もしづらい。
手術後1年たっても変わらないことに嫌気がさして、なんとか治したい想いで当院に来院された。
週2回 18回 ※途中から週1回
●初診
日常の仕事が低温な倉庫内でのかなりハードな立ち仕事であり、触診すると腰・臀部の緊張や右の肩甲骨周りの緊張が強かった。
問診では、睡眠時間が5時間以下と睡眠不足であり、目が覚めやすい。入浴はせずシャワーだけののこと。
腰臀部の緊張が後頭頸部の緊張を生み、それが顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
睡眠時間を確保すること(夜更かしを減らす)、入浴することをアドバイスした。
●2〜3診目
施術直後は口や目が動きやすくなった。
しゃべりやすくなったが、『う』が苦手。
日数が経つと戻ってしまう。
●4〜6診目
目も軽くなっているが、夕方になると目が重たくなる。
食べる時に目も動いてしまう。
●7~10診目
『う』もしゃべりやすくなってきた。
仕事で重たいものを持った日に目の重たさも強まっているとわかった。
寝る前のスマホ2時間見ているのをやめたらよく眠れるようになった。
通院頻度を週1回とした。
●11〜15診目
仕事後に目が悪化していることを自覚し、仕事を減らすようにした。
目と口の共同運動も少しずつ良くなっている。
うがいもしやすくなってきた。
●16〜17診目
食べている時の共同運動は改善傾向
生活での支障がなくなってきたことから通院を2週間とした。
●18診目以降
2週間経ち、疲れると多少は顔が引きつる感じはあるが、生活面で支障はなかった。
共同運動は完全になくなったわけではないが生活に支障がないレベル。
2週間ずつでも共同運動の改善を感じられるとのことで長い目で通院を続けることとした。
以下のツボに鍼をすることにより顔面神経の走行上の筋緊張を改善して、顔面神経麻痺の改善を図った。
ニノ臀:大殿筋の緊張緩和⇒僧帽筋~鎖骨周りのの緊張緩和
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
孔最:前腕屈筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
三陵・四陵:棘下筋のの緊張緩和⇒咬筋・顎関節の改善
胸椎C線:胸部の肋骨付近の緊張緩和⇒後頭下筋群の緊張緩和
附分・膏肓:菱形筋の緊張緩和⇒首コリ改善
本件は重症の顔面神経麻痺であり手術をしても改善しなかった症状に対する鍼治療の症例。
手術でも良くならない症状でも初回の施術直後から口や目が動きやすさが実感された。
そして施術を重ねると日常生活で困ることは少なくなっていった。
また、口を動かすと目も動いてしまう共同運動がでているが、施術を重ねることで気になる頻度も減っていった。
今回の症例から言える事は、顔面神経麻痺で手術しても治らなくてもあきらめないでほしい。鍼治療という可能性があると是非とも希望を持ってほしい。
4年前に顔面神経麻痺を発症。
その後、投薬を続けて、ペインクリニックにも通い続けても以下の症状が治らなかった。
目が乾く、口が歪む、アゴから側頭部が痛くなる、大きな口を開けれないので食事中に食べづらい。
また、口を動かすと目がピクピクしてしまう共同運動もでてしまっている。
色々なリハビリ、顔面マッサージをしてきても治らず、自分の顔を鏡で見ることが精神的にも辛く、このまま人生を送るのが嫌でなんとかしたいと当院に来院された。
週2回 23回 ※途中から週1・2週間に1回
●初診
身体を検査したところ鎖骨下の緊張、胸鎖乳突筋、僧帽筋の緊張が確認された。また、腰部やふくらはぎが強く張っていた。さらに、腹部の張り感が強く自律神経が乱れている様子だった。
問診では、睡眠不足であることがわかった。子供のために早起きをすることと、寝る前にドラマを見て夜更かししている。
小胸筋及び胸鎖乳突筋の緊張が顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
睡眠時間を確保すること(夜更かしを減らす)をアドバイスした。
●2〜3診目
アゴから側頭部の痛みが無くなった。
●4〜6診目
口が動かしやすくなったので、しゃべりやすいし食べやすい。
目も閉じやすく目の乾きも減っている。
まだ大きな口が開ききらない(ゆがむ)。
●7~9診目
食べる時に大きく口を開けれるようになった(プチトマト⇒春巻き)
うがいするときに共同運動で目が閉じてしまったのが、開けられるようになった。
改善状況を数字で評価して70~80%以上の実感だったので、通院頻度を1週間に1回とした。
●10〜12診目
おでこにしわが寄せられるようになった。
食べる時にさらに大きく口を開けれるようになった(春巻き⇒フランクフルト)
まだ目と口が同時に閉じることある。
●13〜18診目
食べる時の口の開きは問題はない。
徐々に目と口が同時に動くことが減った。
残る課題は共同運動だけであり、長い目で見て治療をしていく希望だったので通院頻度を2週間に1回とした。
●19〜22診目
目と口が同時に動くことはだんだん無くなっていった。
●23診目以降
前回から生活の場面で顔に不自由を感じるこたはない。
ただ、仕事の疲れや睡眠不足で顔がこわばってくることは自覚あるので、今後は1か月に1回の治療を継続した。
以下のツボに鍼をすることにより小胸筋・胸鎖乳突筋の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
また、腹部の緊張も緩和して呼吸を深くして自律神経を整えた。
大臀:大殿筋の緊張緩和⇒僧帽筋~鎖骨周りのの緊張緩和
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓・飛揚:腓腹筋の緊張緩和⇒僧帽筋の緊張緩和
百会:前頭・後頭筋の緊張緩和⇒全身のリラックス
三陰交:下腹部の血流改善⇒腹式呼吸促進
発症から4年経過と一見改善が困難な症例に思えたが、初回施術から鍼をした直後に顔のこわばり感が減ったりと手応えを感じた。
その後、治療を続けていくとどんどん生活動作が改善していき、最終的には共同運動も改善できた。
この症例において言える事はどれだけ長期経過した顔面神経麻痺でも改善の可能性があるということ、長期的に続けることで共同運動も良くすることができる可能性があることである。
また、睡眠不足が顔のこわばりに深い因果関係がある。疲れが溜まると筋緊張が強まることから一時的に表情筋に影響を与えていると考えられえる。
3か月前に朝起きたら口が動かしづらいことに気が付き病院に行ったら顔面神経麻痺と診断された。
ウイルス性ではなく神経を活性化する薬を服用を続けたが、以下の症状が治らない。
『い』『う』で唇が片側に寄ってしまう、左眼が完全に閉じれない、左側の口に食べかすが挟まる、飲み物がこぼれる。
病院以外にも改善できる方法を探して当院に来院された。
週2回 10回
●初診
身体を検査したところ鎖骨下の緊張、胸鎖乳突筋、後頭下筋群の緊張が確認された。前腕の筋肉の緊張がとても強い。
問診では睡眠時間が短いことや質が悪い(寝つきや中途覚醒)こと、入浴習慣がないことがわかった。
小胸筋及び胸鎖乳突筋の緊張が顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
また、睡眠改善のために入浴を毎日するよう勧めた。
●2〜3診目
仕事中話しやすかった。
睡眠が良く取れるようになった。
●4〜5診目
目がしっかり閉じられる。
食事中、歯磨きなどでの口から飛び出るのが減った。
●6診目
目はしっかり閉じられて、口からこぼれることもなくなった。
ただ、疲れてくると口から物がこぼれやすくなる。
通院頻度を1週間に1回とした。
●7〜8診目
日中は日常生活(食べる・しゃべる)に問題はない。
夜に瞼がピクピクするのは気になる。
仕事が忙しく疲れが溜まり気味。
●9診目
全く症状は無くなった。
通院頻度を2週間に1回とした。
●10診目
現状は全く症状は無くなった状態で維持できている。
ここで一度治療を終了とした。
以下のツボに鍼をすることにより小胸筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋群の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
玉竧:大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒側頸部の調整
承山:ヒラメ筋の緊張緩和⇒後頭下筋群の緊張緩和
日常生活で首や肩こりのお悩みはなかったが、身体を触れてみると腕の張りが強かった。これが鎖骨下の緊張を生み、首筋が張って顔面神経の働きを悪くしていると考えられる。
それに対応する手、腕のツボや立ち仕事による足の疲れをとることにより改善していった症例である。
また、日常生活で入浴していなかったことが睡眠の質を低下させており、身体の回復を邪魔していた。入浴するようにしたことで睡眠も改善した。
発症から経過が多少長くても通院回数が他に比べると少ないのは、20代と若く睡眠を良く取ることができて自らの回復力を活かすことができたからである。
2年前から首が痛いことが多くストレートネックであることから右手のしびれも出ていた。
1年前に風邪をひいたことから首の痛みとしびれが悪化。
その3日後に洗顔していて口から水がこぼれる、瞼が下がってしまうことが起きた。
病院でウイルス性の顔面神経麻痺と言われて、11日間抗ウイルス薬を飲み続けて、リハビリで顔面マッサージも受けた。
それでも良くなる気配がなく、目が閉じられず目が乾いてしまう、口が痺れてしゃべりづらい、食事中口からこぼれる、歯磨き中に水がこぼれる。
発症から1年も経ったのに病院だけでは改善できず半ば諦めていたが、このままでは生活がまともにできないのが嫌なので、当院に来院された。
週2回 33回 ※途中から週1
●初診
身体を検査したところ鎖骨下の緊張、胸鎖乳突筋、僧帽筋の緊張が確認された。また、腰部やふくらはぎが強く張っていた。
小胸筋及び胸鎖乳突筋の緊張が顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
●2〜3診目
目が開けやすくなった。
大きく口も開けられるようになった。
●4〜6診目
瞬きや目を閉じるのもしやすくなった。
右上唇の麻痺感が残っており、食べ物が挟まるのが辛い。
●7~10診目
『い』『う』の動きがやりやすくなっている。
食べている時に唇を噛んでしまう。物が挟まる。
●11〜15診目
施術後は顔のこわばりが取れて口も眼も動かしやすいが、寒さの影響で顔のこわばりが戻ってしまう。
お風呂で顔面マッサージや体操をするようにした。
●16〜18診目
右目を強くつぶることができて、洗顔・洗髪で水が入らなくなっている。
上唇の動きも良くなっているがまだ食べる時や話す時に困る場面はある。
改善状況を数字で評価して60%以上の実感だったので、通院頻度を1週間に1回とした。
●23〜27診目
日によっては上唇や口の周りが軽くなってきている。
顔面マッサージをやると特に動かしやすくなっている。
●28〜32診目
目は完全に閉じる開けるができる。
頬、上唇や口の周りのこわばりはかなり改善されて日常生活動作(食べる・話す・口をゆすぐ)に問題無し。
改善の程度は80%に達したので通院頻度を2週間に1回とした。
●33診目以降
前回から生活の場面で顔に不自由を感じるこたはない。
ただ、疲れが溜まってくると顔のこわばり感は出てくるので、今後は2週間~3週間に1回と治療を継続した。
以下のツボに鍼をすることにより小胸筋・胸鎖乳突筋の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓・飛揚:腓腹筋の緊張緩和⇒僧帽筋の緊張緩和
孔最:前腕屈筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
三陵・四陵:棘下筋のの緊張緩和⇒咬筋・顎関節の改善
日頃から首肩の凝りや、寝ていても背中が気になる程肩甲骨の凝りも気にされていた。また、患側の手の痺れも気にされていた。それらを改善するために手や腕のツボに鍼をした。
また足の緊張も強かったため、ふくらはぎの緊張もとるようにした。今回の症例は治療は長期となったが、術後の顔のこわばり、動きは良くなっていた。この状態を続けていくことで少しずつ改善していった症例である。
治療開始が11月ごろであり12月~2月は寒さの影響を強く受けたのも改善に時間がかかった要因の一つである。
長距離運転の翌日に首の痛み、パンの味が感じられないことに気づいた。
その翌週になってアゴが動かしづらいことが気になり、歯医者⇒耳鼻科に行って顔面神経麻痺と診断された。
今では目がしっかり閉じられないので目に水が入る、飲食時に食べ物が挟まる。口をゆすぐと水がこぼれる。
入院して点滴治療を行ったが改善がなされなかったので、退院後に当院に来院された。
週2回 9回
●初診
身体を検査したところ鎖骨下の緊張、胸鎖乳突筋の緊張が確認された。
小胸筋及び胸鎖乳突筋の緊張が顔面神経の走行上に圧迫を起こしており顔面部の表情筋の麻痺を起こしていると分析して、目的の筋肉の緊張の改善を図った。
●2〜3診目
「い」の口の動きがしやすくなった。
「う」の動きができない。
●4〜5診目
目は日常生活では困らなくなった。口も60%改善
●6診目
80%程まで回復 日常生活では困らないくらいまで回復。 口を大きく開ける、片目を閉じると違和感が残っている。
●7〜9診目
上記の残っていた症状も改善し、治療は終了となった。
以下のツボに鍼をすることにより小胸筋・胸鎖乳突筋の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
玉竧:大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒側頸部の調整
来院時から左首筋を気にされていた。また、鎖骨下や胸鎖乳突筋、肩甲間部の緊張が見られた。
長距離運転で一過性に負担のかかった影響で異常の現象が起き、それが顔面神経の走行を阻害していた。
結果として、それに対応する手や足のツボを使うと小胸筋・胸鎖乳突筋の緊張がとれ症状が改善した。
2週間前に食事中唇を噛んでしまい、瞼が閉じづらくなった。翌日病院に行きベル麻痺の診断され投薬治療を始めた。
幸いにも改善傾向だが、口から飲食物が溢れる、目が乾く、シャンプーが目に入る。
また、口の痺れ、こわばり、手の痺れも併発してきたため、病院だけでは不安に感じて当院に来院された。
週2回 8回
●初診
身体をみると側頸部の緊張と鎖骨下の筋肉の緊張が強かった。このことが顔面神経だけでなく、手先への血流障害を起こしており、一連の症状が出ていると分析した。
●2〜3診目
術後にホホ~アゴの張り感が楽になった。
●4〜6診目
口のピリピリ、味覚は徐々に改善していった。
これ以降は通院頻度を週に1回とした。
●7診目
口から物がこぼれることやシャンプーが目に入ることが無くなった。
通院頻度を2週間に1回とした。
●8~9診目
2~3回顔が気になることがあったが生活動作に全く支障はなかった。
その後、1か月様子を見ても特段問題なさそうだったので治療を終了した。
以下のツボに鍼をすることにより胸鎖乳突筋の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
精霊・殿蓋:手内筋の緊張緩和⇒咬筋の緊張緩和
手の痺れが発生するくらい鎖骨下の筋肉(小胸筋)の緊張が神経を圧迫しており、それにより鎖骨の動きを悪くし、胸鎖乳突筋の緊張を生み、顔面神経の働きが悪くなっていた。
それに対応する手のツボや、肩の緊張を取る骨盤周りのツボを使用することで症状は改善していった。
発症から早期に来院したことが早期改善にもつながった。
6日前に歯磨き時に口がゆすぎ辛い、口から水が漏れることに気づく。それ以降も、水を飲むときに口からこぼれる。眉毛が左右高さが違う。右目が閉じずらい。
風邪で病院にかかった際に耳鼻科にかかるよう言われて、顔面神経麻痺と診断され、投薬治療を始めた。
また、1か月前から睡眠時に左側の首コリがひどく気になる。普段からも首コリに悩むようになった。
以前から左側の腰痛が酷く、左側の座骨神経痛も出ている。
週2回 9回
●初診
身体を見たところ、本人が自覚している首コリは特に耳付近強い緊張があり、臀部や下肢の筋肉も強い緊張があった。この首コリとの因果関係があると考え施術した。
●2〜3診目
目は閉じやすくなった。
●4〜6診目
目は片目で閉じれるようになった。
口の歪みは良くなった。
まだ水が漏れる、味覚(甘・辛)はまだ
これ以降は通院頻度を週に1回とした。
●7~8診目
味覚もだいぶ良くなった。
水が漏れることが無くなった。
一通りの症状が改善していたので、2週間様子を見た。
●9診目以降
顔に関する症状は全て改善できたが、長年の腰痛がまだ気になるので2週間おきに治療を継続した。
以下のツボに鍼をすることにより胸鎖乳突筋の緊張を改善し、顔面神経麻痺の改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の改善
精霊:手内筋の緊張緩和⇒咬筋の緊張緩和
玉竧:大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒側頸部の調整
ニノ殿:大殿筋の緊張緩和⇒首コリ全体的に緩和
承山:ヒラメ筋の緊張緩和⇒後頭下筋群の緊張緩和
陽陵泉:腓骨筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
平常時から肩こりが気になっており、仕事上立ち仕事で、腰痛、足の神経痛も発生していた。
この腰の緊張を取るため臀部のツボに鍼、肩の緊張を取るため手に鍼をすることで改善していった。日頃の体の悩みを考え、ツボを選ぶことで改善していった症例である。
発症から早期に来院したことが早期改善にもつながった。
左眼のまぶたが下がっているのが気になり、常にセロテープで下がらないように上に引っ張り上げていた。
眼が重たくて、常に目を意識的に開けようとしていないと閉じてきてしまう。
眼科で手術も検討してはいたが、手術に痛みが強いことや某芸能人のように手術後に顔のバランスが悪くなるのが嫌なので、躊躇している。
以前に鍼治療を受けた際に痛みのせいで嫌な思い出があったか、『刺さない美容鍼』なら痛くないかな?と思い挑戦してみた。
【検査からの身体所見】
左眼のまぶたが下垂しているのが、目視で確認できる。
胸鎖乳突筋の緊張、後頚部と後頭骨の境目あたりに強いコリがある。
ふくらはぎの強い張り感があり、ヒラメ筋とアキレス腱の境界線あたりに強いコリがある。
●初診(8月6日)
・整体術:扇
⇒手内筋(手の筋肉)の緊張を和らげる
・整体術:肩回し
⇒肩甲骨周囲の筋肉の緊張緩和のため
・鍼施術:承山、委陽、築賓、合谷
⇒ふくらはぎの緊張緩和のツボ、胸鎖乳突筋の緊張緩和のツボ
・鍼施術:刺さない美容鍼
⇒眼輪筋を刺激、目の周囲の血流改善
●2診目(8月16日)・3診目(8月24日)・4診目(9月4日)
初診に同じ
4診目に症状がおおむね改善したため、経過観察とした。
【症状の分析】
眼瞼下垂を起こす原因は顔面部の血流不全と当院では分析しております。この血流に関係するのは首の前側にある頸動脈及び首の後ろにある椎骨動脈である。
本件において、頸動脈の血流不全に関係する胸鎖乳突筋の緊張を改善する必要がある。
さらに、頚椎動脈の血流不全に関係する後頭部と後頚部の境目あたりにあるコリも改善する必要がある。
当院ではこのこの2点について、直接患部(胸鎖乳突筋と後頚部のコリ)に施術するのではなく、それらに深い関係のある手内筋とヒラメ筋に施術した。
【治療の推移】
初診にてまぶたの重たさが消えて、目が自然に開くようになったことに本人は驚き、眼瞼下垂の手術は見送り当院の施術で改善を試みた。
初診の翌日には重たさは戻ってきたが、セロテープで止めるほどではないとのこと。
2回目の施術後、数日間は自然に目が開き、重たさも感じなかった。
3回目の施術後、1週間は目の症状が気にならなかったとのことで治療を終了した。
眼瞼下垂ぎみで目のたるみやはれぼったさが気になっていた。長いことアイプチなどをしていたため、たるみが気になる。高校生の頃から瞼の重たさは気になっていた。
最近、転職したことをきっかけに瞼の重たさをひどく意識するようになったため来院した。
【検査からの身体所見】
下まぶたの腫れぼったさが目立つ
首肩こり(特に後頭部付近)
ふくらはぎの強い緊張、腰方形筋(腰の外側)の緊張
●初診(3月3日)
・整体術:扇
⇒手内筋(手の筋肉)の緊張を和らげる
・整体術:肩回し
⇒肩甲骨周囲の筋肉の緊張緩和のため
・鍼施術:承山、委陽、築賓、合谷
⇒ふくらはぎの緊張緩和のツボ、胸鎖乳突筋の緊張緩和のツボ
・鍼施術:刺さない美容鍼
⇒眼輪筋を刺激、目の周囲の血流改善
●2診目(3月6日)3診目(3月16日)
初診に同じ
3診目に症状がおおむね改善したため、経過観察とした。
【症状の分析】
眼瞼下垂を起こす原因は顔面部の血流不全と当院では分析しております。この血流に関係するのは首の前側にある頸動脈及び首の後ろにある椎骨動脈である。
この方の場合、首の後ろ側の筋肉の緊張による椎骨動脈の血流不全を疑った。
高校生のころからストリートダンスやスケートボードなどふくらはぎの筋肉をよく使うスポーツをしており、常時ふくらはぎが張っていた。
このふくらはぎの緊張は後頭部付近の筋肉の緊張を作り出す原因となる。そのため、このふくらはぎの緊張をゆるめることで解決を図った。
さらに、ふくらはぎは『第2の心臓』と言われるくらい全身の血流に関係がある。そのため、目の下の腫れぼったい感じは静脈やリンパの還流不全ととらえれば、ふくらはぎを緩めることで改善が図られる。
【治療の推移】
初回直後にまぶたの重たさと腫れぼったさは軽減した。数日間は良い状態が続いたとのこと。
2回目・3回目と回を増すごとに、施術の効果が持続できる期間が延びてきた。
仕事が立ち仕事であること、スケートボードを再開したことから定期的な身体のケアが必要なことを本人が認識して、月に1~2回の身体のメンテナンスに通院を続けている。
数か月前から右側の瞼が下がっている気がして、視界も悪かったことから眼科を受診したところ、眼瞼下垂と診断されて手術を勧められたた。
家族の反対もあり、手術はしたくないと思いダメもとで鍼灸を試してみることにした。
視界が悪いことから運転中に右側をみようとすると、目を動かすだけでは見えず、体ごと動かさないと見えない。
【検査からの身体所見】
両目とも瞳がほとんど隠れているほど、瞼が下がっている。
ふくらはぎの強い緊張、胸鎖乳突筋の緊張
●初診(4月7日)
・鍼施術:承山、委陽、築賓、飛鷹、合谷、会宗
⇒ふくらはぎの緊張緩和のツボ、胸鎖乳突筋の緊張緩和のツボ
・鍼施術:刺さない美容鍼
⇒眼輪筋や眼瞼挙筋を刺激、目の周囲の血流改善
●2診目(4月9日)3診目(4月13日)4診目(4月17日)
初診に同じ
4診目に症状がおおむね改善したため、経過観察とした。
【症状の分析】
眼瞼下垂を起こす原因は顔面部の血流不全と当院では分析しております。この血流に関係するのは首の前側にある頸動脈及び首の後ろにある椎骨動脈である。
この方の場合、ふくらはぎの緊張が顕著であったため首の後ろ側の筋肉の緊張による椎骨動脈の血流不全を疑った。
このふくらはぎの緊張は後頭部付近の筋肉の緊張を作り出す原因となる。そのため、このふくらはぎの緊張をゆるめることで解決を図った。
【治療の推移】
初回施術直後に目がくっきり開いた。施術当日は良い状態が続いたとのこと。視界がはっきりしたため、帰り道の運転がとても楽だったとのこと。
2回目・3回目・4回目と回を増すごとに、施術の効果が持続できる期間が延びてきた。
その後、経過観察のため1週間空けても目がぱっちり開いた状態が続いたため治療終了とした。結果的に手術することを免れたとのこと。
鍼灸師の杉浦 里佳です。私のプロフィールを紹介します。
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私は過去に体の不調が突然おとずれ、そんな時は心も不安定になっているという経験を何度もしました。
鍼治療は、心の状態を体から良くすることができます。今抱えているお悩みを私達にお話しください。
心と体の声に耳を傾け、お体を良くすることで心も健康になるお手伝いができるよう努めてまいります。
是非私にお任せください。
鍼灸師の渡辺賢司です。私のプロフィールを紹介します。
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私は人生の様々な場面で鍼灸治療に助けられてきました。
体が不調だとそのことに悩むようになり、やりたいこともできず、仕事も思うようにいかず、心の不調にもつながっていきます。
自衛隊勤務時厳しい環境下で自分も、周りの人も悩むのを見てきました。このような経験から、鍼灸師となりました。
日々の不調で、思うようにしたいことができていない方、是非私にお任せください。
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