
名古屋市緑区の鍼灸院【自律神経専門】
鍼灸TAKA
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松3408(名鉄本線有松駅から徒歩8分)
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受付時間 | 9:00~20:00(木曜・日曜を除く) |
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当院を実際に利用されたメニエールでお困りだった患者さまの症例をご紹介します。
以下の一覧からタイトルをクリックすると該当の症例がご覧になれます。
(女性 50 代)
(女性 50 代)
症例⑱:回転性めまい後に右耳が聞こえにくい聴力低下・耳閉感を繰り返すメニエール病が改善
(女性 50 代)
(女性 40 代)
症例⑯:寝違え後めまい・耳鳴り・聴力低下が発症したメニエール病が改善
(女性 40 代)
(50代 女性 主婦)
(50代 男性 内装業)
(30代 男性 会社員)
(60代 女性 主婦)
症例⑪:20年間で3回メニエール病を再発、パニックも起こしやすい
(50代 女性 事務職)
(30代 女性 主婦)
(40代 女性 団体職員)
(30代 女性 営業職)
(40代 女性 主婦)
(60 代 男性 無職)
(70代 女性 無職)
(40代 男性 配送ドライバー)
(10代 女性 学生)
症例②:突然のメニエール病によるめまい
(40代 女性 工場勤務)
(50代 男性 設計士)
前年から、頭を動かしたときに身体がふわふわするようなめまいを感じるようになり、その状態が今年に入っても続いていました。
以前には周囲がぐるぐる回るような回転性めまいもありましたが、来院時には激しい回転性めまいは落ち着いていました。
一方で残っていたのが、頭や首の動きに伴って現れる不安定感です。
特に、
といった場面で症状を感じやすく、飛行機やロープウェイなどには乗れない状態でした。
単に「めまいがする」というだけではなく、揺れることや身体の位置が変わることに対する不安が強く、日常生活や移動手段にも制限が生じていたことが、この症例の大きな特徴です。
さらに来院2週間ほど前からは、目がボヤボヤ・もやもやするような症状も加わりました。
その他にも、じっとしているより立っていたい、身体を動かしていたいという焦燥感、ホットフラッシュ、歩行中に立ち止まると左足先が痺れるといった症状もありました。
医療機関ではメニエール病と不安症の疑いと診断されていました。
また、20年以上前にもメニエール病、突発性難聴、パニック障害の疑いと診断されたことがあり、耳やめまいに関する症状を以前から経験していました。
週1~2回 5回
●初診時の所見と施術内容
初診時の触診では、首から肩甲骨周囲に強い筋緊張と左右差が確認されました。当院ではメニエール病について、耳だけでなく、首肩こりや腹部の張りや緊張、自律神経の乱れが症状に関係すると考えています。
今回も、頭や首を動かすとめまいが誘発されることから、首肩への負担が症状に関与していると判断しました。そのため耳や首へ直接鍼をするのではなく、肩甲骨周囲と下腿のツボを使い、首肩の緊張と腹部の張りや緊張を整える施術を行いました。
また、ホットフラッシュや焦燥感などもみられたため、腹部の張りや緊張と自律神経の状態も考慮しながら施術を進めました。
●施術と経過
【初回】
肩甲骨周囲と下腿のツボを中心に施術しました。
施術後、首や肩甲骨周囲の緊張には変化がみられましたが、この時点では患者様自身が実感できるほどのめまいの変化は確認できませんでした。
症状が前年から長期間続いていたこともあり、1回の施術だけで判断せず、身体の状態を確認しながら継続して施術することにしました。
【2~4回目】
初回と同様に、首や肩甲骨周囲の緊張を整えることを目的として、肩甲骨周囲と下腿のツボへの施術を継続しました。
施術を重ねるにつれて、頭や首を動かした際に感じていたふわふわするめまいが徐々に軽減していきました。
同時に、来院時に訴えていたホットフラッシュや左足先の痺れについても変化がみられるようになりました。
めまいだけを追うのではなく、その時々の身体の緊張や随伴症状を確認しながら施術を続けました。
【5回目】
計5回の施術を行った段階では、来院時に悩んでいたふわふわするめまいが大幅に軽減しました。
また、ホットフラッシュや左足先の痺れも緩和し、施術期間中に大きな症状の再燃も認められませんでした。
日常生活で感じていた不調が全体的に落ち着いてきたため、症状は安定したと判断しました。
肩参 L
肩甲骨から後頚部の緊張を緩和する目的で使用しました。
三括 L
背中から胸鎖乳突筋の緊張を緩和する目的で使用しました。
委陽 L
ふくらはぎの東洋医学のツボ、後頭部に作用して自律神経を整える目的で使用しました。
足三里 L
下腿部の東洋医学のツボ、腹部の張りや緊張を緩和して自律神経を整える目的で使用しました。
※実際の施術では、その日の身体の状態を確認したうえで使用するツボを選択しています。
※以上のツボ以外にも合計10か所以下を施術
今回の症例は、以前には回転性めまいを経験していたものの、来院時には頭や首を動かしたときに生じるふわふわしためまいが中心となっていたメニエール病の症例です。
寝返りや首の動きによって症状が誘発され、飛行機やロープウェイなどの揺れる乗り物にも乗れない状態が続いていました。
初診時には首から肩甲骨周囲に強い緊張と左右差が認められました。当院では、メニエール病の症状を耳だけの問題として捉えるのではなく、首肩こりや腹部張りや緊張(=自律神経の状態)まで確認することが重要だと考えています。
そこで今回は、耳や首へ直接鍼をするのではなく、肩甲骨周囲と下腿のツボを使用して首肩への負担を整える施術を継続しました。
初回では明確な症状の変化は確認できませんでしたが、施術を重ねることでふわふわするめまいが徐々に軽減し、5回の施術でめまいは大幅に改善しました。また、ホットフラッシュや左足先の痺れも緩和しました。
メニエール病では「ぐるぐる回るめまい」だけでなく、回転性めまいが落ち着いた後も、頭を動かすとふわふわする、寝返りでめまいがする、揺れる乗り物が怖いといった症状が残る場合があります。
今回のようなケースでは、耳の症状だけを見るのではなく、首・肩甲骨周囲をはじめとした身体の緊張状態を確認し、その人の身体の状態に合わせて施術を行うことが大切だと考えています。
来院の約1カ月前、突然ぐるぐると回るような回転性めまいが起こり、それと同じ頃から右耳に強い詰まり感を感じるようになりました。
「耳の中に何かが詰まっているような感じ」が続き、右耳の聞こえも悪くなったため医療機関を受診。検査や症状の経過から、メニエール病の疑いと診断されました。
病院で治療を受けたことで、当初は一日中続いていた耳閉感にも少しずつ波が出るようになりました。しかし、完全になくなったわけではなく、
といった状態が続いていました。
特に耳閉感は常に一定ではなく、「今日は少し楽だと思ったら、また詰まってくる」という変動がありました。
病院での治療によって発症直後よりは落ち着いてきたものの、聴力低下と耳閉感が残っていることへの不安があり、さらなる改善を希望して当院へ来院されました。
週1~2回 5回
●初診時の所見
初診時に身体の状態を確認すると、特に目立っていたのが頸部とふくらはぎの強い緊張でした。
メニエール病というと「耳だけの問題」と考えられがちですが、当院では耳周辺だけを見るのではなく、首肩の緊張や全身の循環、自律神経に影響する身体の状態まで確認することを大切にしています。
今回の症例では、頸部の筋肉が緊張しており、さらにふくらはぎにも強い張りが認められました。
首周囲の緊張が強い状態が続くと、頭部や耳周辺の循環にも影響を与える可能性があります。また、ふくらはぎの筋肉は下半身の血液を心臓へ戻す働きにも関係するため、下腿が硬くなっている状態は、全身の循環を考えるうえでも見逃せません。
さらに、この方の場合は「回転性めまい→耳閉感→聴力低下」という経過があり、耳閉感にも日によって波がありました。
そこで、耳の周囲だけに鍼をするのではなく、頸部の緊張と全身の循環を整え、耳への負担を減らしていくことを施術の基本方針としました。
●施術と経過
【1回目】
初回は、頸部とふくらはぎの緊張を確認しながら、ふくらはぎと上肢を中心としたツボに鍼を行いました。
耳そのものへ強い刺激を加えるのではなく、身体の離れた部位から首周囲の緊張や全身状態を整えることを目的に施術しました。
施術後に聞こえの状態を確認すると、初回から聴力に改善が確認されました。
耳閉感そのものはまだ残っていたため、この段階では一時的な変化だけで判断せず、身体の状態を確認しながら施術を継続することにしました。
【2〜3回目】
初回と同じく、頸部の状態を確認しながら、下腿・上肢を中心に施術を継続しました。
施術を重ねるにつれて、これまで繰り返していた右耳の詰まり感が徐々に軽くなり、聞こえにくさも改善していきました。
来院前は耳閉感に波があり、「良くなったと思ってもまた詰まる」という状態でしたが、次第に症状の強い時間が減り、耳の状態が安定する時間が増えていきました。
【4〜5回目】
さらに同じ方針で身体を整えていきました。
右耳の聞こえは安定し、耳閉感による不快感も大きく軽減。施術期間中には、当初心配していたような大きな症状の再燃や、新しい症状の出現も認められませんでした。
計5回の施術を終えた段階で、聴力と耳閉感ともに改善が確認できたため、今回のメニエール病に対する集中的な施術を終了しました。
膀胱兪
骨盤周囲のバランスを調整し、顎関節を整える目的で使用しました。
合谷
手のツボ、首周囲(特に胸鎖乳突筋)の緊張を調整する目的で使用しました。
手三里
前腕のツボ、首周囲(特に胸鎖乳突筋)の緊張を調整する目的で使用しました。
築賓・飛揚
ふくらはぎの東洋医学のツボ、全身の血流を整える目的で使用しました。
※実際の施術では、その日の身体の状態を確認したうえで使用するツボを選択しています。
※以上のツボ以外にも合計10か所以下を施術
今回の症例で当院が特に着目したのは、「ふくらはぎの強い緊張」と「上腕と頸部の緊張のつながり」の2点です。
まず初診時には、ふくらはぎに著しい緊張が認められました。ふくらはぎは下半身にたまった血液を心臓へ戻す働きに関係するため、当院では、ふくらはぎの緊張によって全身の血流が滞りやすい状態になっていたことが、耳症状が改善しにくい背景の一つになっていると考えました。
もう一つ特徴的だったのが、上腕の緊張と頸部の緊張との関連です。身体を詳しく確認すると、上腕の特定部位の緊張を整えることで頸部の緊張にも変化がみられました。そのため当院では、上腕の緊張が首を硬くし、その結果として耳周囲への血流を低下させ、右耳の聴力低下や耳閉感に影響していた可能性があると分析しました。
そこで施術では、ふくらはぎのツボを使って全身の循環を整えるとともに、上腕のツボから頸部の緊張を緩和することを重点的に行いました。施術後には聴力にも変化が確認され、その後も同じ考え方で施術を継続した結果、5回の施術で右耳の聴力低下と耳閉感が改善しました。
この症例は、耳だけを見るのではなく、「ふくらはぎの緊張による全身の血流低下」と「上腕の緊張から生じる頸部の緊張による耳周囲の血流低下」という2つの経路を見つけ、それぞれにアプローチしたことが改善につながった症例だと当院では考えています。
20代後半頃から、左耳の聞こえにくさ、左耳の耳鳴り、めまいを繰り返すようになり、医療機関ではメニエール病の疑いと診断されていました。
めまいは、強い回転性のめまいが起こった後に、しばらく「ふわふわする」「身体が安定しない」と感じる状態が続くのが特徴でした。耳の症状も左側を中心に現れ、疲労が蓄積すると調子を崩しやすく、一度症状が出ると1週間ほど続くこともありました。
さらに30代前半頃からは、人混みや疲れているときに動悸、息苦しさ、胸の痛みなども現れるようになり、パニック障害の疑いとも診断されていました。
特に症状が起こりやすかったのが仕事を終えた後です。
仕事中は何とか過ごせていても、疲れがたまってくると耳鳴りやめまいが出てくる。同時に呼吸が苦しくなったり動悸を感じたりすることもあり、「また症状が出るのではないか」という不安も抱えていました。
また、慢性的な首肩こりが強く、来院時には腕を十分に上げにくい状態でした。呼吸も浅く、睡眠をとっても疲れが抜けにくく、就寝中には無意識に両腕を上げた「バンザイ」の姿勢になっていることが多かったとのことです。
このように本症例は、耳だけに症状が限定されているというよりも、疲労の蓄積をきっかけとして、耳鳴り・めまい・耳のつまり感に加えて、動悸や息苦しさまで一緒に出やすいタイプのメニエール病でした。
週1~2回 10回
●初診時の所見
身体を確認すると、特に目立っていたのが首肩の強い緊張、お腹の張り、ふくらはぎのむくみでした。
首肩の緊張が強く、肩関節の動きにも影響しており、腕を上げにくい状態でした。また、普段から呼吸が浅く、十分に息を吐いたり、お腹を使って呼吸したりしにくい状態もみられました。
当院ではメニエール病の症状を耳だけの問題として考えるのではなく、首肩の緊張や呼吸の浅さ、腹部の張りなど、全身の状態も確認しながら施術方針を組み立てます。
今回の場合、長期間にわたって疲労が蓄積しやすく、疲れると耳症状だけでなく動悸や息苦しさまで出現していました。
そのため、耳周囲だけを施術するのではなく、首肩の緊張を緩め、呼吸しやすい身体の状態をつくること、さらに腹部や下半身の状態を整えることを重視しました。
●施術と経過
【1回目】
首肩の緊張、お腹の張りや冷え、ふくらはぎのむくみに着目して施術。
施術後には肩の動きが改善し、それまで上げにくかった腕が上げやすくなりました。
翌日には、めまい、耳鳴り、耳のつまり感にも軽減がみられました。
【2~4回目】
身体の状態を確認しながら同様の方針で施術を継続。
徐々に左耳の耳鳴りの音が小さくなり、ふわふわするめまいも軽減していきました。
これまでは疲労がたまると耳症状が強くなる傾向がありましたが、以前ほど症状が大きく変動しなくなっていきました。
【5~7回目】
めまいを感じる頻度そのものが減少。
耳鳴りも以前ほど意識する時間が少なくなり、耳のつまり感についても改善傾向が続きました。
また、首肩の状態や呼吸のしづらさなども確認しながら施術を継続しました。
【8~10回目】
施術を重ねるにつれて症状はさらに安定。
これまで疲労が蓄積したときに繰り返していた耳鳴りやふわふわするめまいが大幅に軽減し、施術期間中に大きな再燃もみられませんでした。
日常生活への影響も少なくなったため、計10回で今回の集中的な施術を終了しました。
養老
手首のツボ、顎関節の緊張を整える目的で使用しました。
築賓・飛揚
ふくらはぎの東洋医学のツボ、全身の血流を整える目的で使用しました。
足三里・上巨虚
下腿部の東洋医学のツボ、腹部の張りや緊張を緩和して自律神経を整える目的で使用しました。
※実際の施術では、その日の身体の状態を確認したうえで使用するツボを選択しています。
※以上のツボ以外にも合計10か所以下を施術
今回の症例は、疲労が蓄積すると左耳の耳鳴りやふわふわするめまいを繰り返し、動悸・息苦しさなども伴っていた40代女性のメニエール病の症例です。
20代後半から耳症状とめまいを繰り返し、30代からはパニック障害を疑われる症状も加わっていました。
初診時には、首肩の強い緊張、腕の上げにくさ、お腹の張りと冷え、ふくらはぎのむくみ、呼吸の浅さなどがみられました。
そこで耳だけを対象とするのではなく、手首や下腿などのツボを使いながら、首肩や腹部を含めた身体全体の緊張を整える方針で施術を行いました。
初回後から肩の動きに変化が現れ、翌日にはめまい・耳鳴り・耳のつまり感も軽減。その後も施術を重ねるにつれて耳鳴りの音量とめまいの頻度が減少し、計10回の施術で日常生活への影響が大幅に軽減しました。
本症例は、「仕事や日常生活で疲れがたまると耳鳴り・めまいが出る」「耳症状と一緒に動悸や息苦しさも起こる」という特徴があったため、以下の3つ原因が考えられました。
そのため、施術内容として
以上の3点が今回症例の決め手だったと考えています。
来院する約2カ月前、寝違えたことをきっかけに首の痛みが現れました。
当初は首の問題だけでしたが、その後も首肩の状態が十分に改善せず、次第に肩を動かしにくくなり、可動域にも制限を感じるようになりました。
さらに、その約1カ月後には仕事中に突然、身体が安定しないような「ぐらぐらするめまい」を感じるようになりました。
医療機関を受診したところ、症状や検査結果などからメニエール病の疑いと診断されました。
めまいは特に、
歩いているときや首を動かしたときに強くなる
という特徴がありました。
じっとしているときよりも身体や頭を動かした際に不安定感が出やすく、日常生活だけでなく仕事にも影響するようになっていました。
さらに、めまいだけではなく、常に一定の耳鳴りが続き、聴力低下も認められていました。
つまり、この方の場合、
寝違えによる首の痛み・肩の動かしにくさ
↓
約1カ月後からぐらぐらするめまい
↓
耳鳴り・聴力低下も伴う
という経過をたどっていました。
首の痛みと耳症状・めまいが重なり、仕事や普段の生活にも大きな支障を感じていたため、改善を希望して当院へ来院されました。
週1~2回 7回
●初診時の所見
初診時に身体を確認すると、首・肩の強いこりと、ふくらはぎの緊張が目立っていました。
特に今回注目したのが、めまいが現れる約1カ月前に寝違えを起こし、それ以降、首の痛みや肩の可動域制限が続いていたことです。
当院ではメニエール病によるめまいや耳鳴り、聴力低下を見る際、耳だけではなく、首肩の緊張や全身の血流状態も確認します。
今回のように首肩が強く緊張している状態では、頭部や耳周辺の循環にも悪影響を与えている可能性があると考えました。
さらに、ふくらはぎにも強い緊張がありました。
ふくらはぎは下半身の血液を心臓へ戻す働きに関係するため、当院では、ふくらはぎが硬くなった状態が続くことで全身の血流が滞りやすくなり、首や耳周辺の状態が改善しにくくなっていた可能性も考えました。
そこで今回は、
① 首肩の強い緊張を緩和すること
② ふくらはぎの緊張を整えて全身の循環を促すこと
この2点を中心に施術方針を組み立てました。
●施術と経過
【1回目】
耳の近くに多くの鍼をするのではなく、身体の離れた部位から首肩の緊張と全身の状態を整えていきました。
施術後、医療機関で聴力を確認したところ、初回の施術後から聴力の上昇が確認されました。
一方で、この段階ではぐらぐらするめまいと耳鳴りはまだ残っていました。
聴力には早い段階で変化がみられたものの、めまいや耳鳴りについては身体の状態を確認しながら継続して施術する必要があると判断しました。
【2~4回目】
初回の身体の反応を踏まえ、引き続きふくらはぎや手、骨盤周囲のツボを使用しました。
施術を重ねるにつれて首肩の緊張が和らぎ、それに伴って、歩行時や首を動かした際に感じていたぐらぐらするめまいも徐々に軽減していきました。
また、常に感じていた耳鳴りについても、次第に気になる程度が低下していきました。
【5~7回目】
さらに同様の考え方で身体を整えていきました。
聴力は改善した状態を維持し、最終的には正常範囲まで回復しました。
また、残っていためまいと耳鳴りについても改善し、日常生活や仕事で症状を気にすることがなくなりました。
施術期間中に大きな症状の再燃や、新しい症状が現れることもありませんでした。
計7回の施術で状態が安定したため、今回のメニエール病に対する集中的な施術を終了しました。
膀胱兪
骨盤周囲のバランスを調整し、顎関節を整える目的で使用しました。
陰谷
膝内側のツボ、腰部の安定性を調整し首肩の緊張を整える目的で使用しました。
精霊
手背のツボ、肩上部~顎関節の緊張を整える目的で使用しました。
築賓・飛揚
ふくらはぎの東洋医学のツボ、全身の血流を整える目的で使用しました。
※実際の施術では、その日の身体の状態を確認したうえで使用するツボを選択しています。
※以上のツボ以外にも合計10か所以下を施術
今回の症例で特に特徴的だったのは、メニエール病の症状が現れる約1カ月前から、寝違えをきっかけとした強い首の痛みと肩の可動域制限が続いていたことです。
その後、仕事中にぐらぐらするめまいが現れ、さらに耳鳴りと聴力低下を伴うようになりました。実際に初診時の身体を確認しても、首肩には強い緊張が残っていました。
当院では、この首肩の緊張によって耳周辺の血流が低下し、聴力低下・耳鳴り・めまいが改善しにくい身体の状態をつくっていた可能性があると考えました。
さらにもう一つ重要だったのが、ふくらはぎの強い緊張です。
ふくらはぎが硬くなることで全身の血流が滞りやすくなり、首や耳周辺の循環にも影響していた可能性があると考え、ふくらはぎへの施術も重点的に行いました。
つまり今回の症例では、
「ふくらはぎの緊張による全身の血流低下」+「寝違え後から続く首肩の緊張による耳周辺の血流低下」
という2つの身体的要因が重なっていたことが特徴だと当院では分析しています。
そこで、耳だけに施術するのではなく、ふくらはぎ・手・骨盤周囲のツボを使って、全身の循環と首肩の緊張の両方へアプローチしました。
その結果、初回施術後から聴力に改善がみられ、計7回の施術で聴力は正常範囲まで回復。残っていためまいと耳鳴りも改善しました。
本症例は、メニエール病による耳症状やめまいを考えるうえで、耳だけではなく、症状が始まる前の首のトラブルや、全身の筋緊張まで確認することの重要性が表れた症例だと考えています。
10年前・4年前・3年前とメニエール病を繰り返している。
3週間前に耳が詰まったと思ったらめまいと吐き気があり、それから『ジー』という耳鳴りが続いている。
聴力検査の結果は低下していた。病院でメニエール病と診断されて、ステロイドを2週間服用している。
耳閉感は少し緩和したが、症状は続いている。
自分では自律神経の乱れが気になっていたため、薬だけでは改善は難しいと思い当院に来院された。
週2回 8回
●初診時
初診時触診をすると肩周り全体の緊張が強く、得にT1周り、患側の腸脛靱帯の緊張が強かった。
●2回目
つまりは少し良くなった
めまいが気になる
●3~4回目
めまいは良くなり、詰まり感がまだ残っている。
●6回目
詰まりがない日が増えてきた。
聴こえ方も良くなっている。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7回目
めまい、詰まり感なし。
耳鳴りが少しあるくらい。
●8回目
好調(耳の問題は無し)
通院頻度を2週間に1回にした。
●9回目
初診来院時の問題は全て改善している。
治療終了とした。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
聚労:大殿筋の緊張緩和⇒僧帽筋の緊張緩和
開魄:足の第1趾~2趾の筋緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
飛揚・築賓:ふくらはぎの緊張緩和⇒僧帽筋の緊張緩和
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
玉竧:腓骨頭の調整⇒大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒腹直筋の緊張緩和
本症例は骨盤周りを中心に、下半身の緊張をとっていくことで、耳の詰まりが取れ聴力も回復した
1か月前に朝起きた時に回るめまい、右耳で耳鳴り・つまりがして病院でメニエール病と診断された。
薬を続けて大きいめまいは無くなったが、ふらふらする感じは続いている。
耳鳴りが突然大きくなることが一番不安である。耳の詰まり感も伴う。
メニエール病は10年前にも経験したことがあるが、その時は薬を飲んでいれば治った。
しかし、今回は薬だけで治らないことから別の原因があると思い来院された。
週2回 11回
●初診時
身体を検査したところ、首肩こりがひどいのにも関わらず本人は自覚がなかった。同じく腰部やふくらはぎの筋緊張が強いことも本人自覚無し。
問診では睡眠の質が悪い(中途覚醒)ことや、入浴はシャワーのみ、毎日の寝る前の飲酒が目立っていた。睡眠の質を改善するため湯船につかること飲酒を控える事を推奨した。
施術では仕事柄負担かかる腰や膝周囲の筋緊張の改善することから首肩こりへのアプローチとともに、頭部や腹部へのアプローチにより精神・自律神経を整えた。
●2回目
うるさい耳鳴りは減った
●3~4回目
耳の詰まり無くなり、めまいは軽くなった。
耳鳴りは平行線状態
●5回目
朝の起き上がりの時だけめまいを感じる。
寝る前の耳鳴りだけ気になる
●6回目
朝起き上がりのめまいも大丈夫になった。
心配事が続いたせいか耳鳴りが気になった日があった。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7~8回目
耳鳴りは日によって波があるが段々気にならなくなっている。
●9回目
夜に少し気になる日もあるが心配にならないレベル。
⇒1日のコーヒーの飲む量を減らすようアドバイスした。
●10回目
めまいや耳詰まりは全くなく、耳鳴りも気にしていない。
通院頻度を2週間に1回にした。
●11回目
2週間の間は気になることはなかった。ただ、仕事でストレスを感じた時に少し耳鳴りが聞こえた感じはした。
普段の仕事の疲れを今まで全く気にしてこなかったことを反省し、今後は月1回でも体を気遣い鍼治療を継続することとした。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
また、頭部のツボを刺激することから精神の安定を図った。
委中::ヒラメ筋の緊張緩和⇒肩上部の緊張緩和
百会・四神総:頭部への刺激⇒全身の緊張緩和⇒精神の安定
足三里:前脛骨筋の緊張緩和⇒下腹部の血流改善⇒自律神経の調整・首肩こりの改善
陽陵泉:腓骨筋の緊張緩和⇒首肩コリの改善
本件の症状の機序としては以下の2つが大きく影響している。
・内装業での足腰の疲れからの首肩こり
・耳鳴りが大きくなることで精神的に不安になったこと
この理由から、足腰の疲れをとるような取穴(ツボに鍼をする)をして首肩こりを改善し、精神安定のために頭部に取穴や腹部の緊張を取り自律神経を整えることも行った。
結果として、だんだん耳鳴りは気にならなくなっていった。
また、本件の患者は普段から仕事の疲れに全く意識を向けることなくコリを溜め込んでいたことが大きな要因である。
加えて、飲酒やカフェインなど睡眠に悪影響を与える生活習慣もあった。この点の改善も症状改善に大きく関係した。
昨年8月から食いしばりが気になることが多く、筋トレした後に腹痛が起きることが多かった。
12月に胃腸の調子が悪化し、病院に行ったら過敏性腸症候群と診断。
年末にめまい・ふわふわ感・耳鳴りの症状がひどくなり病院でメニエール病と診断された。
病院の薬を飲んでいても、歩いていてふわふわすることや、気持ち悪さ、週に2~3回の筋トレをした後に腹痛が起きることと、翌朝に両手がしびれる感じの症状もある。
以上が病院だけでは治らないことから当院に来院した。
週2回 11回
●初診時
身体を検査したところ、僧帽筋・胸鎖乳突筋を中心とした首肩背中の筋肉が強く緊張していた。小胸筋や腹直筋といった胸~腹の筋肉の緊張も強い。
問診では、寝不足や筋トレをハードにし過ぎていることがわかった。
鍼治療により緊張した筋肉を改善することと、睡眠についてのアドバイス(入浴と就寝前の行動)をするとともに筋トレについて減らすよう提案した。
●2~3回目
お腹の痛みが減った。
手のしびれを減った。
●4回目
前回から調子よい(ふわふわ・耳鳴りもない)。
●5回目
息子から胃腸風邪をうつされて腹痛が悪化。
●6回目
腹痛・気持ち悪さは8割くらい良くなった印象
しびれ・めまい(ふわふわ)は5割くらい。
睡眠も以前比べればよく眠れるようになった。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7回目
筋トレの制限(重量・時間)を緩和しても腹痛起きなかった。
●8~9回目
ふわふわが無くなったと思ったが、天候(気圧の変動)で再発した。
筋トレも以前のようにやるようにしていったら1日だけ下痢と腹痛。
●10回目
1週間通して調子よかった。
通院間隔を2週間に1回とした。
●11回目以降
当初のメニエール症状(めまい・ふわふわ感・耳鳴り)、筋トレしても手のしびれや腹痛もない。
調子は良くなったものの、昔からお腹が弱いことや趣味で筋トレを頻繁にすることから身体の負担を考えて今後はその疲れを放置しないで、月に1回の通院は続けた。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
また、小胸筋及び腹直筋の筋緊張を緩和することからお腹の働き(自律神経)を整えた。
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓:ふくらはぎの緊張緩和⇒僧帽筋の緊張緩和
玉身:腓骨頭の調整⇒大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒腹直筋の緊張緩和
本件は以下のような流れで発症した。
過度な筋トレ⇒首肩周り・胸お腹の筋緊張増加⇒耳の血流悪化(メニエール病)、腕への血流悪化(手のしびれ)、お腹への血流悪化(過敏性腸症候群)
その証拠に初期症状に食いしばりと腹痛を起こしていた。これが蓄積していき耳の血流を悪くしたり、お腹の血流を悪くして、メニエル病や過敏性腸症候群へと進んだ。
また、起床時の手のしびれは病院の検査で異常が出ていなかったことから、ヘルニアなどではなく胸郭出口症候群という、胸や首周りの筋緊張が強いことから上肢(腕や手)の血流を阻害する症状であると考えられる。
以上から、鍼治療により筋緊張を緩めていくことからそれぞれの血流が良くなり改善した。
また、過度な筋トレを制限することもアドバイスとして大事だ。趣味とは言え過度にやり過ぎていたことから筋緊張が普段から蓄積し続けていたので、それを減らしていくことも必要であった。
半年前に大きな回るめまいを経験。
2か月前に夫が新型コロナウイルス感染症になり看病と心配したことで心身共に疲れた。
その後、首肩こりや背中の張りが気になり始めて、右耳で耳鳴りと閉塞感が始まった。
耳の詰まり(閉塞感)が強くなると回るめまいがすることを繰り返した。
そのため、耳の詰まりがあると不安感が強くなり、余計に首肩に力が入ってしまう。
そのせいか睡眠もうまく取れず、普段からのぼせ感にも困っている。
週2回 13回
●初診時
身体を検査したところ、背中の脊柱起立筋が左右とも広い範囲にわたって緊張しており、右側の胸鎖乳突筋が特徴的に緊張していることから顎関節の狭さを起こしていた。
また、後頭部~後頚部にかけて強い緊張があり、熱感(のぼせ)も確認された。
以下のように分析して対象の筋肉に鍼治療を行った。
・首肩~背中の筋緊張が耳の血流・リンパの流れを悪くしている。
・脊柱起立筋や後頭部~後頚部の筋緊張がのぼせを引き起こし、呼吸も浅くして不安にしている。
●2~3回目
耳の詰まり感を感じることが減った。
背中の張り感はまだ気になる。
●4~5回目
めまいは一度もなく耳の詰まりもかなり減った。
睡眠も改善している。
●6回目
詰まりはほぼ無くなった。
耳鼻科の聴力検査で正常と言われた。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7~8回目
耳が詰まることは1回/1週間
不安感はだいぶ減った。
●9~10回目
疲れた時に耳詰まり・耳鳴りがある。
●11~12回目
耳のことで気になることはなかった。
のぼせてくることも減った。
通院間隔を2週間に1回とした。
●13回目以降
耳の事で困ることなく、不安起きることなく毎日生活できている。
ただ、日々生活していると首肩こりが溜まってくるとのぼせ感を感じやすくまた悪化してしまうことに不安なので、今後も定期的な(2~3週間)での通院を続けた。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
また、脊柱起立筋の筋緊張を緩和することから呼吸を深くして自律神経を整えた。
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
開魄:足の第1趾~2趾の筋緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓・飛陽:ふくらはぎの緊張緩和⇒後頭部~後頚部の緊張緩和
三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒脊柱起立筋の緊張緩和
メニエール病において耳詰まりや大きい耳鳴りは回転性めまいの予兆となるパターンが多い。
本件でもその経験を何度もしたことから耳詰まりがっすることへの不安感が生じた。
また、後頭部~後頚部や脊柱起立筋の筋緊張が強いことは呼吸を浅くして自律神経を乱し、のぼせ感も発生させている。
この状態だと精神的により不安になりやすくなってしまう。
なので、以下の2点を中心に施術を行った。
・耳の詰まりを改善するために耳のすぐ近くの顎関節周囲の胸鎖乳突筋の緊張を改善すること
・呼吸の浅さやのぼせ感を改善するために後頭部~後頚部や脊柱起立筋の緊張を改善すること
結果としてメニエール症状は起きなくなり、不安に感じることも無くなった。
30代の頃にメニエール病を発症し、今までで3回再発(回転性めまい)している。
2週間目から頭痛、耳の閉塞感、朝にふわふわめまい、昼頃には首を動かすとふら~っとする。
また、30代の頃からパニックを起こしやすく、胃痙攣や過呼吸に悩んでいる。
地下鉄・人混みで大量に汗が出たり、息苦しくなってしまうので避けている。美容院・歯医者も苦手。
何年も病院の薬を飲んでいても再発を繰り返すので根本改善をしたく当院に来院された。
週2回 9回
●初診時
身体を検査したところ、頚椎7番を中心に強い筋緊張がある。肩上部の深層筋から強く緊張している様子。肩甲間部やお腹(特にみぞおち付近)に張り感がある。
以上のことから以下2点を分析し施術に当たった。
・これら(首肩)の緊張が首の動作制限を起こして頭頚部への血液循環を悪くしてメニエール病を起こしている
・また、背中とお腹の張り感が呼吸を浅くして自律神経を乱すことからパニックが起きている
●2回目
施術後~翌日昼くらいまで調子良かった。
パソコン仕事後に頭痛が出やすい。
●3~4回目
ふわふわめまいは落ち着いている。
不安感もない。
●5~6回目
美容院に行けた。
前より良くはなったがめまいと耳鳴りはたまにある。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7回目
めまい・耳鳴り・パニック発作などの症状は一切起きていない。
久々に友人と都心部のカフェに行けた。
次回予約は10日後とした。
●8回目
調子良い。外出への不安なし。
2週間空けて様子を見た。
●9回目以降
症状はなく調子よい状態を維持しているが、仕事や家事で無理しやすい性格を自覚しており
自分の身体を今後は大切にしたいとの気持ちから3週間おきに通院を続けた。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
また、みぞおち付近の筋緊張を緩和することから呼吸を深くして自律神経を整えた。
陰谷:膝の調整⇒首の深層部の緊張緩和
百会:前頭・後頭筋の緊張緩和⇒全身の緊張緩和
曲泉:内転筋のの緊張緩和⇒みぞおちの緊張緩和
三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒肩こりの改善・みぞおちの緊張緩和
本件はメニエール病とパニック障害を併発するケース。
メニエール病はめまいを主症状とすることから日常生活への不安感が起きやすい。特に回転性めまい後からのふわふわめまいが長期化するとパニック発作を起こしやすい例が多い。
改善方法としてはメニエール病のめまい症状が改善していくとパニックや不安も一緒に改善していくケースが多い。今回も同様である。
産後(2年前)からふわふわめまいと耳詰まりが続いており薬を飲んでも良くならず繰り返していた。
先月に回るめまいと酷い耳鳴りが何度か起きた。運転中にめまいを起こしたため、運転への予期不安が強い。
病院ではパニック症も併発していると言われて精神安定剤ももらっている。
現在は少し回るめまいは無くなったがふわふわと耳詰まりは続いている。聴力もわずかに低下している。睡眠がちゃんととれていない。
病院での治療に限界を感じて当院に来院された。
週2回 12回
●初診時
身体を検査したところ、アゴの緊張が強くあった。本人も歯ぎしりをしている自覚あり。
首肩こりが酷く、咬筋・側頭筋まで強く緊張しているのはアゴの問題と関係している。
これらの緊張が内耳の血液循環を悪くしていると判断して施術した。
●2~3回目
耳詰まりは消えて、聴力は正常になった。
ふわふわはまだ続く。
●4~5回目
めまいが減ったので精神安定剤を常時飲まなくても平気になった。
歩いているとふらついて感じる。
●6回目
回るめまいは一度も起きていない。ふわふわ感は減っている。
耳詰まりではなくこもり感ぐらい。たまにポコポコ聴こえる。
アゴはまだ痛い時あり。
●7回目
歩いていてふらつくのは良くなった。
ポコポコは雨が降る時だけ感じる。
●8~9回目
ふわふわが再燃してきた ※天候不順
上を向くとポコポコする。
アゴ、側頭部、後頭部に強い緊張が続く
●10回目
ふわふわ、ふらつき共にない。
睡眠も良くなってきた。
通院頻度を1週間に1回とした。
●11~12回目以降
全て症状は良くなっておりアゴも気になることが減った。
2週間あけても症状は出ていない。車の運転も安心できる。
ただ、仕事を再開してアゴが張る感じが出てくると耳が詰まりそうなことがあるため、
自分の身体を今後は大切にしたいとの気持ちから2~3週間おきに通院を続けた。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
外谷:手内筋の緊張緩和⇒咬筋・側頭筋の緊張緩和
玉陽:腓骨筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
養老:手関節の調整⇒顎関節の調整
アゴの筋肉の緊張が内耳の血流のルートを阻害して内耳にリンパが溜まってしまうことが根本原因として起きている。
このアゴのトラブルを解決することは耳鼻科ではできずはたまた歯科でも難航する。鍼治療はアゴの周りの筋肉の緊張を緩めることが得意なので、メニエール症状の改善につながった。
また、パニック症も併発していたのは運転中にめまいを起こしたことから運転への恐怖感が始まり、予期不安(運転してないときも不安に感じる)へとつながった。
このことに関しても、めまいが改善されたことで安心して運転ができる状況になったため、パニック症も起きなくなった。
2か月前、寝違いをして首が痛くなって以降、首肩が痛く肩が挙がりづらかった。
1か月前、仕事中にグルグルするめまいと共に耳つまりと耳鳴りがした。病院ね検査では低音の難聴を指摘されて、メニエール病または突発性難聴のどちらかと言われた。
投薬を続けた結果、耳つまりは改善したが低音難聴と耳鳴りは続いていて、歩いているとめまいを感じる。
耳鳴りがすると集中できないこと、男性の声が聞こえづらく仕事に市長をきたすことから薬以外の改善方法を求めて当院に来院した。
週2回 7回
●初診時
検査により胸鎖乳突筋や僧帽筋と言った首肩の筋肉の緊張(コリ)が多く確認され、首の動き(右に回す、斜めに伸ばす)動作で首肩が痛みが出ることが分かった。
この緊張が右耳の内耳のリンパの流れを悪くしていると考えて鍼治療を行った。
●2~3回目
聞こえ方が良くなり、耳鼻科の聴力検査でも改善していると言われた。
めまいは減っているが首を動かすと感じる。耳鳴りは続く。
●4~5回目
首を動かすと気になるめまいも減っており、耳鳴りはまだ少しだけ気になる。
●6回目
聴力、めまいはかなり良くなったと感じる。
耳鳴りは普段は良くなったが、疲れてくると気になる程度。
通院頻度を週に1回とした。
●7回目以降
めまい・耳の詰まり・耳鳴りともに無し。
2週間に1回に変えても調子が悪くなる兆候はなかった。
普段から首肩こりが溜まりやすいので定期的な通院を続けている。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
精霊:手内筋の緊張緩和⇒僧帽筋・胸鎖乳突筋の緊張緩和
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓・飛陽:ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
発症当初に首の痛みから始まったのは首肩コリが強くなってくると痛みを生じる事がある。この首肩こりが酷かったことが内耳のリンパの流れを悪くしてメニエール症状を生じた。
結果としてこの首肩こりを改善するよう施術を進めた結果、症状改善に至った。
4年前に回るめまいがして左耳の耳鳴りが続いた。病院の薬でめまいは良くなったが耳鳴りが良くならず、メニエール病と診断された。
それ以降、耳鳴りがうるさくなると回るめまいがしてその後はふわふわめまいに切り替わっていくことを繰り返した。
1年前から耳鳴りが常にうるさく回るめまいとふわふわめまいも頻発している。首を動かすとふわふわめまいが強く感じる。首肩こりも酷くなった感じがある。
耳鳴りはともかく、めまいは仕事にも私生活にも支障が出るので当院に来院した。
週2回 11回
●初診時
首肩の筋肉の緊張が強く、特に胸鎖乳突筋の緊張が下あご付近まで及んでいることから首を回す動作に問題が出ていた。
この緊張が左耳の内耳のリンパの流れを悪くしていると考えて鍼治療を行った。
●2~3回目
首を動かすとふわふわすることが減った。
●4回目
前回治療後からふわふわめまいは無くなったが、風邪をひいて発熱して以降ふわふわと耳鳴りが再燃した。
●5~6回目
ふわふわめまいは良くなったが耳鳴りが少し残っている。
首コリはまだ気になるが首を動かしやすくはなった。
通院頻度を1週間に1回にした。
●7~8回目
仕事が忙しいと耳鳴りが気になる日はあるが他の日はめまい・耳鳴りともに無かった。
●9~11回目以降
治療間隔を1週間に1回に変えても症状が現れず、首肩こりも気にならなくなった。
2週間に1回に変えても調子が悪くなる兆候はなかった。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
二ノ臀:大殿筋の緊張緩和⇒ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
玉身:腓骨頭の調整⇒大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
メニエール病の回るめまいの予兆として、『耳鳴りがうるさくなる』『耳の詰まりが起きる』という兆候が見られる。また、回るめまいが落ち着いてもふわふわめまいが残ることがある。
これらは全て首肩こりが耳の血流・リンパ流を悪化させていることが要因だと分析している。なので、本件でも首肩こりを改善していった結果として以上のような症状は起きなくなった。
さらに、症状が風邪での発熱や仕事が多忙であったことで一時的に悪化したのは、首肩こりが悪化したことが背景にある。
以前より耳が詰まることが繰り返していた。1日の中ですぐ良くなるので気にしていなかったが
半年くらい前(3月)から耳がつまることが続いていたことから病院を受診して投薬1週間するも改善せず。
MRIでリンパ水腫を指摘されてメニエール病を診断された。処方された薬を飲んでも良くならず、
耳詰まりと耳鳴りにより聞こえづらさも気になっていたので当院を受診した。
週2回 12回
●初診時
体を確認したところ左の首の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋など)の硬さがみられた。この硬さが内耳のリンパ水腫を生じて、耳の詰まりや耳鳴りの原因になっていると考え治療した。
●2~3回目
施術の翌日は耳のつまりが一時的に取れても数日たつと戻ってしまう。
入浴後から就寝までに2時間以上経過していることから睡眠の質が低下していた。
このことにより、日常の疲れが蓄積しやすく首コリが溜まりやすかった。
●4~6回目
耳の詰まりが取れた状態が続くようになった。
入浴後すぐ寝るようになり朝身体が楽な状態が続くようになった。
●7~8回目
耳詰まり・耳鳴り共に良くなった。
ただ朝に首が痛いことがたまに気になる。
●9~12回目以降
治療間隔を1週間に1回に変えても症状が現れず
2週間に1回に変えても調子が悪くなる兆候はなかった。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
二ノ臀:大殿筋の緊張緩和⇒ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
四芯:手首の調整⇒顎関節の調整
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
玉身:腓骨頭の調整⇒大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
耳が詰まることが以前より繰り返していたことから、メニエール病と診断される前より首コリが慢性化していたことがわかる。
普段の疲れが蓄積して首コリが生じるだけでなく、入浴から就寝までの時間が空き過ぎていたことが起因(深部温度の問題)して睡眠の質を低下して首コリが蓄積したと思われる。
鍼治療により首コリを解消したことと、生活習慣(入浴~就寝)を改善したことで良循環ができたことで症状は改善できた。
一年前に大きなめまいと左耳の耳のつまりと耳鳴りが気になり病院に行ったところメニエール病と診断されステロイド治療を行なったが中々良くならなかった。
そこからは気圧の変化で眼振・吐き気が起こり薬を飲んでも中々良くならない生活が続いた。
1週間前から顔をつかまれるようなめまいが2日に一回おこるようになり、頭も動かせない状態になり手術も検討していたが、当院をインターネットで見つけ手術を受ける前に最後の砦として当院を受診した。
週2回 8回
●初診時
仕事柄長時間座りっぱなしの生活の為骨盤周りの緊張が目立っていた。この緊張が首肩のこりを生みめまいをおこしていると考え鍼をした。
●2回目
めまいはまだあるがいつもよりは楽になった。
●3回目
受診当日大きなめまいがあったが治療して楽になった。
●4回目
顔をつかまれるようなめまいはなかったが、小さなめまいが残っている。
耳の塞がった感じは減ってきた。
●5~6回目
2日に1回あっためまいがなかった為治療間隔を1週間にあけた。
●7~8回目以降
1週間.2週間空けてもめまいがおきなかった為治療終了とした。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
築賓・飛陽:ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
三陰交:後脛骨筋の緊張緩和⇒肩こりの改善
メニエール病で病院に行っても中々良くならずに困っている人は多い。病院では良くならないめまいも首肩の緊張をとることで良くなる例もある。
今回は手術まで検討していたが、普段緊張をかけやすい骨盤周りの緊張をとることによって首肩の緊張がとれめまいが改善した。
ストレスで寝れない日が続いており、ある朝大きく回るめまいがあり救急車で運ばれた。
病院の治療で一度良くなったが再度めまいが起こり繰り返すようになった。さらに左の耳がずっと詰まったような感じがありテレビの音も聞こえづらくなってきた。
いつめまいが起こるか分からない恐怖で、外出を控えるようになり好きな運動もできなくなりこのまま寝たきりになるのではないかと不安を抱えており、病院の治療以外で何かできることはないか調べてめまい専門の当院を受診した。
週2回 15回
●初診時
体を確認したところ左の顎の硬さがみられた。この硬さがめまいや耳の詰まりの原因になっていると考え治療した。
●2~4回目
耳が日常からつまっていたのがとれてきた
10→4(つまりを10段階で評価したもの)
足のだるさが気になるということで前回の治療に加え腰にはりをした。
●5~7回目
耳の詰まりが日常できにならなくなった
10→1(つまりを10段階で評価したもの)
耳の詰まりがなくなってきたのでめまいの不安が減り散歩ができるようになった。
●8~10回目
順調に良くなりジムにも行けるようになり、今まで通りの生活がおくれるようになった。
●11回目以降
治療間隔を1週間に1回に変えても症状が現れず
2週間に1回に変えても調子が悪くなる兆候はなかった。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
大臀:大殿筋の緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
外谷:手内筋の調整⇒咬筋の緊張緩和
腸鳴:腰方形筋の緊張緩和⇒ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
養老:手首の調整⇒顎関節の調整
めまいが一度起きることでまためまいが起こるのではないか、と不安になり外出するのを控えるようになる方が多い。
今回の症例でもめまいが出る前は活発に動いていたが、めまいが起こったことでほとんど家で過ごすようになってしまった。
外に出る機会が減ってしまうと筋力も落ち、寝たきりになるリスクも高まってしまう。
しかし、鍼治療でめまいを改善することで以前と同じように外出できるようになり趣味の運動も再開することができた。
半年前に会社帰り運転中に回るめまいが起きた。聞こえ方もおかしかったため、病院でもらった薬を飲んでいたらめまいは治まったが半年経っても聴力は下がったままだった。
3か月前再び回るめまいがして1週間入院、退院後1か月して再発した。大学病院で鼓膜内注射をしてめまいの頻度が減った。
2回目の注射で回るめまいは無くなったが、ふわふわした感じと耳鳴りと聴力低下が残った。朝が辛く仕事も休職している。
また回るめまいがしてしまうと運転業務ができないので、なんとかして治して仕事に復帰したい想いから来院した。
週2回 25回 ※途中から週1回、2週間1回
●初診時
左右首肩こりとも酷く特に右側の顎関節から鎖骨・肩甲骨までの筋緊張が強かった。右側の腰部・臀部・下肢の筋緊張も強く、本人も腰痛に悩まされていた様子。
普段の運転業務で負担がかかる下半身の筋緊張が首肩こりを起こして、その首肩こりが右耳の内耳のリンパの流れを悪くしていると考えて、下半身中心に鍼治療を行った。
●2回目
前回の治療後下半身がポカポカする感覚が続き、聞こえやすくなった共に耳鳴りも静かになった。
●3~6回目
日によって不調(めまいがする・耳鳴りがうるさい)な時と調子がいい時を繰り返したが、耳のこもり感は続いていた。※天候が不安定な日に不調
●7~8回目
めまいは落ち着いていたが、耳のこもり感と耳鳴りが気になる
●9~12回目
耳のこもり感と耳鳴りが減っているが、ふらつく感じが気になる。
これ以降通院頻度を1週間に1回とした。
●13~15回目
ふらつきは改善してきたが頭の重さが続く
調子が良かったので2週間様子を見た。
●16~18回目
めまい・ふらつきはないが、頭がすっきりせず耳のこもり感が日によって波がある。
そろそろ仕事に復帰したいので万全を期して通院頻度を1週間ずつに戻した。
●19~21回目
かなり調子が良くなったが雨が降った日は耳がこもってしまう。
めまいの心配もないことから仕事も復帰した。
通院も2週間後とした。
●22~23回目
回るめまいが再発。運転後にめまいが起きやすい。
仕事後にふくらはぎのストレッチをするよう指導した。
●24~25回目以降
めまいは起きなくなり、耳のこもりも無くなった。
3週間後に様子見てもそれ以降メニエール病の症状は出なくなった。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
膀胱兪:仙腸関節の調整⇒顎関節の調整
築賓・飛陽:ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
臀崖:中殿筋の緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
陽陵泉:腓骨筋の緊張緩和⇒首コリの改善
玉身:腓骨頭の調整⇒大腿筋膜張筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
首肩こりが内耳のリンパの流れを悪くしてメニエール病の症状を引き起こしているだけでなく、今回のケースではその首肩こりが普段の仕事で負担がかかっている下半身から起因していた。
初診の検査でも腰部・臀部・下肢の筋緊張が強かったのは普段の運転業務の影響であり、仕事を復帰してからも運転をした後にめまいを起こしていたのも事実である。
結果として、この下半身の筋緊張を鍼治療で改善することと、日常からストレッチしてセルフケアに努めてもらったことで改善できた。
また、本件は通院回数が25回とかなり長くかかったのは、気圧や天候により症状の増悪を繰り返したことによる。
メニエール病だけにとどまらず、血流に関する問題は低気圧の影響を強く受ける。人間の血管は気圧が下がると膨張する現象を起こすため、気圧が低下すると内耳周辺の血管が膨張して周囲の神経を圧迫することから一時的に症状が増悪したと考察される。
なので、本件は梅雨と台風の影響を受けながら緩解増悪を繰り返した。
半年前から学校で勉強をしていてぐるぐる回るめまい、体のだるさを感じるようになってきた。
めまいがおこることから部活動もできなくなり学校も休む日が増えてきた。病院を受診したところメニエール病と診断された。薬を処方されたが症状に変化が表れなかった為当院を受診した。
週2回 10回
●初診時
体を触れて確認したところふくらはぎと背中の硬さが目立っていた。日常生活では座りながらスマホを触る時間が多くそこから体の硬さが生まれていると考えて臀部と手に鍼をした。
●2回目
揺れるようなめまいが起きなくなったが、体のだるさがのこっている。
●3〜5回目
めまいや頭痛は起きていない。
だるさはあるが以前より軽減してきた。
運動してのめまいもなくなってきた。
●6回目
めまいも起きず、体のだるさも気にならなくなってきた。
●7回目以降
治療間隔を1週間に1回に変えても症状が現れず、
2週間に1回に変えても調子が悪くなる兆候はなかった。
以下のツボに鍼をすることにより内耳の血流・リンパ循環を改善を図った。
二ノ臀:大殿筋の緊張緩和⇒⇒ふくらはぎの緊張緩和⇒肩上部の肩こりの改善
合谷:手内筋の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
手三里:前腕伸筋群の緊張緩和⇒小胸筋の緊張緩和⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和
会宗:橈骨・尺骨の調整⇒ヒラメ筋の緊張緩和⇒深層部の肩こりの改善
コロナ禍になってから外に遊びに行く機会が減り家で座ってゲームやスマホを触る機会が増えたことで体に緊張が生まれて、そこから体の不調につながってしまう。
今回の症例では体が硬くなった原因を見抜きそこから体の緊張をとっていくことによりめまい、だるさ、頭痛の改善につながった。
朝起きて突然ぐるぐる回るめまいがして、起き上がれず吐き気も伴った。耳鳴りがすることと低い音が聞こえづらかった。
耳鼻科でメニエール病だと言われて、めまい止めの薬と吐き気を抑える薬を処方された。
薬でなんとか症状は抑えているが、このまま薬漬けでめまいと付き合うのは嫌であり、めまいを繰り返したくないという気持ちから、新たな解決策を探していたところに当院を見つけて来院に至った。
去年11月にもめまいを発症しており頭位めまい症を診断されいぇいた。
【検査からの身体所見】
首の側面が極度に緊張していた。
首の回旋(左右を向く)に可動域制限があり、右を向くと首筋が詰まる感じがした。動かしづらさを本人も自覚していた。
頚椎の上の方に強いコリがあり、胸鎖乳突筋も強く緊張している。
右側の肩甲骨内側の中間くらいから腰まで一体の筋肉が緊張している。この部分は他人に触れられると拒否反応が出るくらい敏感な様子。
右側のふくらはぎがガチガチに張っており、膝から下が冷え切っちる。寝ているときに足が良くつるとのこと。
●初診(3月24日)
・整体術:頚椎の回旋導引
⇒頚椎の可動域の回復、首周囲の緊張緩和
・鍼施術:後稽、外谷、会宗
⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和による首の回旋運動の改善、ふくらはぎの緊張緩和のツボ
●2診目(3月28日)・3診目(3月31日)
・整体術:頚椎の回旋導引
⇒頚椎の可動域の回復、首周囲の緊張緩和
・鍼施術:後稽、外谷、会宗、三陰交
⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和による首の回旋運動の改善、ふくらはぎ及び背中の緊張緩和のツボ
・整体術:腓腹筋の導引
⇒ふくらはぎの緊張緩和
3診目の時点で全く症状ないことから、1週間後経過観察したが症状はないままで安定していたことから治療終了。
【症状の分析】
メニエールは『回転性めまい』『耳鳴り』『難聴』の3つの症状が同時にでることで診断されることが多い。
特に回転性のめまいは立ち上がれないほど辛くなったり、吐き気を伴うので多くのメニエールの方はこの症状の改善したくて来院する。
そして、この方のように胸鎖乳突筋の強い緊張が原因となって、首の左右の筋肉の緊張がアンバランスになればその上にある頭も傾いてしまう。
その結果、内耳の中の耳石が動いてしまい、めまいを起こすと当院では分析しています。
なので、首の筋肉のバランスを整えてあげることが最も重要になります。しかし、首の筋肉に直接施術しても本当の原因は首には無いのでバランスは整いません。
首をアンバランスにしてしまう本当の原因とは、この方の場合は工場で下を向きながら手作業を毎日続けているため、慢性的に手や腕の筋肉の緊張があることが本当の原因である。
なので、手や腕に鍼をすることで首の筋肉は調整できた。
そして、この方で特徴的なのはふくらはぎの強い緊張から全身の血流も悪くなっているのでその点も改善する必要があった。
【治療の推移】
初回施術はめまい発症から5日後であり、来院時も苦悶の表情であった。施術直後は鍼治療が初めてであったことから、だるさを感じていた。
しかし、翌日には気分もすっきりしておりめまいは治まっていた。加えて耳鳴りや難聴も全くない状態であった。数日間はめまいは治まったままであった。
2回目来院時は少し回った感じはあるが良い状態を維持できていた。
3回目(治療開始1週間後)には全くめまいは無くなっており普段どおりの体調へと回帰していた。
その1週間後の4回目の来院時も同様に全くめまいは無いとのことなので治療は終了した。
3年前に突然回転性のめまいに襲われて以降、頻繁にめまい発作が起きるようになり、耳鼻科でメニエール病と診断された。
今年になり、突然左耳が詰まった感じがして耳の聞こえが悪くなった。自分の声が頭の中で反響する感じ。
電話がとても不自由している。受話器を取っても不自由な耳でない方に持ち替えないと聞こえない。
居酒屋などで大勢で飲んだ時にも左端に座らないと会話が聞きにくい。
耳鼻科2件、大きな病院も受診しても改善しないため、今回来院された。
【検査からの身体所見】
左の胸鎖乳突筋の特に側頭骨付近が極度に緊張していた。
首の回旋(左右を向く)に可動域制限があり、左を向くと首筋が詰まる感じがした。さらに、首の側屈(横に倒す)にも動かしづらさを本人も自覚していた。
首肩がパンパンに張っているような首肩こりがあった。
左の股関節が硬く、可動域も悪かった。
ふくらはぎがガチガチに緊張しており、頻繁に足をつることがあるくらいとのこと。
●初診(4月4日)
・整体術:頚椎の回旋導引
⇒頚椎の可動域の回復、首周囲の緊張緩和
・鍼施術:後稽、外谷、会宗、養老、地天
⇒胸鎖乳突筋の緊張緩和による首の回旋運動の改善、ふくらはぎ、股関節の緊張緩和ののツボ
●2診目(4月7日)・3診目(4月14日)
※初回の施術に同じ
●4診目(4月18日)
3診目の時点で症状が軽減して日常生活に支障ないとのことで治療終了。
【症状の分析】
メニエールは『回転性めまい』『耳鳴り』『難聴』の3つの症状が同時にでることで診断されることが多い。
本件は『難聴』を主訴とするもの。難聴の多くの場合は内耳への血行不良と考えられるため、側頭骨付近の胸鎖乳突筋や首肩こりの状態を緩和することがメインとなる。
また、顎関節は耳管の詰まりに大きく関係している。本件の場合は顎関節の調節を股関節から行った。これは、股関節と顎関節ともに動きの悪い人の場合は連動関係にあるからである。
【治療の推移】
初回来院時は耳が詰まったような感じで聞こえない様子。
2回目来院時は少し聞こえが良くなったとのこと。特に詰まった感じがなくなった。
3回目には仕事で電話を受けても会話には支障がないくらいに聞こえは戻ったとのこと。
4回目の来院時も同様に聞こえには問題がなかったので治療は終了した。
この方は定期的にメニエールでのめまい発作を繰り返す方なので、体調が悪くなる兆候(頭を動かすとめまいがする)が出た時には来院するように勧めた。
鍼灸師の渡辺賢司です。私のプロフィールを紹介します。
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私は人生の様々な場面で鍼灸治療に助けられてきました。
体が不調だとそのことに悩むようになり、やりたいこともできず、仕事も思うようにいかず、心の不調にもつながっていきます。
自衛隊勤務時厳しい環境下で自分も、周りの人も悩むのを見てきました。このような経験から、鍼灸師となりました。
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鍼灸師の東尾 静香です。私のプロフィールを紹介します。
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目まぐるしい勢いで、社会情勢や環境が変化している昨今。様々なストレスを抱えやすい状況になっていると思います。
私は、仕事、子育て、学校生活を通し多くの経験をさせてもらい、又困難な状況にも直面しました。そして多くの方達に助けられて今があります。
今度は私が皆様に恩返しをする番です。
皆様の生きる力を応援できるよう精一杯お手伝いしていきたいと思います。
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